出版社内容情報
怒りは誰にでもある。よい、悪いはない。問題はその感情の処理である。怒りを11種類に分け怒りについて理解を深めていく。
怒りは誰にでも生じるものである。
それ自体によい,悪いはない。怒りそのものは「何かが問題である」というメッセージとして生じるものであり、加えて「その何かを変えようとする活力を与える」ものである。
問題なのは、その怒りの感情をうまくとらえられなかったり、うまく処理できないことなのである。本書では、怒りを11種類に分け、それぞれの怒りについて理解を深めていく。
ロナルド T. ポッターエフロン[ロナルドティーポッターエフロン]
パトリシア S. ポッターエフロン[パトリシアエスポッターエフロン]
藤野 京子[フジノキョウコ]
内容説明
本書では、怒りを11種類に分け、それぞれの怒りについて理解を深め、自身で怒りのマネジメントをできるようにしていく。心理臨床職に携わっている人はもちろん、怒りの問題を抱えている人の周りにいる方、ソーシャル・ワーカーや看護師など心理臨床以外の専門家にとっても役に立つ1冊である。
目次
第1部 導入(怒りの諸問題と怒りスタイル)
第2部 隠された怒りスタイル(怒り回避;陰険な怒り;内に向けられる怒り)
第3部 爆発的な怒りスタイル(突然の怒り;恥に基づく怒り;意図的な怒り;興奮するための怒り)
第4部 慢性的な怒りスタイル(習慣的な敵意;パラノイア(恐れに基づく怒り)
道徳的な怒り
憤り/嫌悪)
第5部 結論(結論:怒りを解消しよう)
著者等紹介
ポッターエフロン,ロナルド・T.[ポッターエフロン,ロナルドT.] [Potter‐Efron,Ronald T.]
米国ウィスコンシン州オークレール在住の精神療法家。アンガーマネジメントの専門家。ラトガースサマースクールで「アルコールと薬物についての研究」を教えているほか、アンガーマネジメント、恥と罪悪感、嗜癖化過程に関して、専門家や一般人に対するセミナーを頻繁に行っている
ポッターエフロン,パトリシア・S.[ポッターエフロン,パトリシアS.] [Potter‐Efron,Patricia S.]
米国ウィスコンシン州オークレール在住の精神療法家。うつや物質乱用治療の専門家。ラトガースサマースクールで「アルコールと薬物についての研究」を教えているほか、アンガーマネジメント、恥と罪悪感、嗜癖化過程に関して、専門家や一般人に対するセミナーを頻繁に行っている
藤野京子[フジノキョウコ]
1984年早稲田大学第一文学部卒業。1986年同大学大学院文学研究科修士課程修了。1986年国家公務員1種(心理職)として法務省矯正局に入局。1992年米国テキサス州立サムヒューストン大学刑事司法学部修士課程修了。東京、八王子等の少年鑑別所鑑別技官、法務総合研究所室長研究官等を歴任。現在、早稲田大学文学学術院教授。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テツ
サトゥルヌスを喰らう吾輩
なおこ
ヒワダ
おはな