精神療法家の仕事―面接と面接者 (新版)

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精神療法家の仕事―面接と面接者 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772413756
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

出版社内容情報

雑誌連載時から好評を博し,単行本化された面接論の名著,待望の新訂版登場。初心者から中級者まで,精神療法面接の懇切な指導書

 精神(心理)療法家の仕事といえば患者(クライエント)との面接であろう。しかし実は面接以前の仕事、面接をその周囲から支える仕事がたくさんある。本書では面接そのものについてももちろんふれるけれども、面接以前の、あるいは面接周辺の仕事にもできるだけふれてゆきたい。また精神療法という仕事のいわば道具でもある面接者自身についても考えてゆきたい。……(著者「序」より)
 雑誌連載時から好評を博し,単行本化された面接論の名著,待望の新訂版登場!
 心理療法面接のプロセスを丁寧に追いながら,予診,診断,見立て,治療的介入の技術を解説,さらに現場で起こりうるあらゆる状況を想定し,緊急の電話,自殺企図や自傷,暴力などの困難な事態での対処法,そして,患者への話し方,治療者―患者関係において大事なこと,等を明快な文章で説く。
 初心者から中級者まで,実践的な精神療法面接の懇切な指導書である。

1 面接のはじまり─その1─
2 面接のはじまり─その2─
コラム 精神療法に何ができるか
3 沈黙と言葉
4 治療者の介入─その1─
5 治療者の介入─その2─共感・解釈・自己開示
コラム 「資格」をめぐる連想
6 転移/逆転移と解釈
7 面接のおわり
コラム 精神療法はどこへ行くのか?
8 短い面接について
9 精神療法家にとっての理論と経験
コラム 力動的精神療法について
10 「書く」ことについて
11 治療者のメンタル・ヘルス
コラム 昨今の若者について
12 精神療法家のライフサイクル
13 治療者自身の心の響きを知る
コラム 時が過ぎゆくごとに人生の一部が失われる
付 私の「研究」をふり返って

【著者紹介】
成田善弘(なりた よしひろ)
1941年 名古屋に生まれる。
1966年 名古屋大学医学部卒業。精神医学専攻。
愛知県立城山病院医員,名古屋大学医学部精神医学教室助手,社会保険中京病院精神科部長を経て,
1994~2002年 椙山女学園大学人間関係学部教授。
2003~2010年 大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。
2002~2011年 桜クリニック勤務。
2003~2010年 大阪市立大学大学院生活科学研究科特任教授。
2011~ 成田心理療法研究室。

内容説明

面接論の名著、待望の新訂版登場!心理療法面接のプロセスを丁寧に追いながら、予診、診断、見立て、治療的介入の技術を解説、さらに現場で起こりうるあらゆる状況を想定し、緊急の電話、自殺企図や自傷、暴力などの困難な事態での対処法、そして、患者への話し方、治療者―患者関係において大事なこと、等を明快な文章で説く。初心者から中級者まで、実践的な精神療法面接の懇切な指導書である。

目次

面接のはじまり
沈黙と言葉
治療者の介入
転移/逆転移と解釈
面接のおわり
短い面接について
精神療法家にとっての理論と経験
「書く」ことについて
治療者のメンタル・ヘルス
精神療法家のライフサイクル
治療者自身の心の響きを知る

著者等紹介

成田善弘[ナリタヨシヒロ]
1941年名古屋に生まれる。1966年名古屋大学医学部卒業。精神医学専攻。愛知県立城山病院医員、名古屋大学医学部精神医学教室助手、社会保険中京病院精神科部長を経て、1994~2002年椙山女学園大学人間関係学部教授。2003~2010年大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。2002~2011年桜クリニック勤務。2003~2010年大阪市立大学大学院生活科学研究科特任教授。2011年~成田心理療法研究室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

riviere(りびえーる)

15
面接と面接者のあり方がとても勉強になった。とくに代理内省、BATHE法の考え方は参考になった。ところどころに挟まれるコラム欄で、著者の反骨ぶりも述べられていて面白い。著者は学生時代にインターン廃止闘争に参加し、医師国家試験をボイコット、さらには博士号ボイコット運動にも参加していたようだ。親にも反抗。穏やかそうに見える文章だが、心に怒りを秘め、その怒りをエネルギーにして仕事をしてきた人なのかもしれない。著者2冊目。 2020/06/08

ソーシャ

2
成田先生が精神療法を学び、行っていくうえでの基礎について論じた一冊。著者のオリエンテーションは精神分析で、フロイトの話題などもよく出てきますが、すべての立場に通じることが書かれています。「精神療法を仕事にする」ことにつきまとう悩みについても正直に書かれているのは好感が持てますね。2024/10/27

あい

1
精神療法のハウツー本のような! 理想化と傾倒は避けるべきものだと考えていましたが、1度否定なしで受け入れた後、どうしても疑問の残る場所と戦っていくことが批判的思考に繋がる、という考え方は目からウロコでした。 何事も先人をコピーするところから、そして自分なりの形にしていく過程は行動だけじゃなく思考においても同様なのだと学びになりました。2021/01/06

言いたい放題

0
図書館にない2021/11/17

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