出版社内容情報
徹底的なエビデンスをもとに,境界性パーソナリティ障害の病因や症状を分析。患者と治療の将来を拓くBPDケアの決定版!
内容説明
第1部でうつ病など諸症状とのボーダーを明らかにした上で、第2部では患者の多彩なリスクについて指摘。第3部では、それに基づく適切な個別的療法について論じる。徹底的に検証されたエビデンスにこだわった、実証的で丁寧な研究に基づく提案が、治療者と患者に新たな地平を見出してくれる。
目次
第1部 BPDの定義(診断をつける;BPDの境界;パーソナリティと発達)
第2部 BPDの原因(リスク要因;一般的モデル)
第3部 BPDの治療(転帰;薬物療法;精神療法;マネジメントの指針;治療的介入 ほか)
著者等紹介
黒田章史[クロダアキノリ]
1956年東京に生まれる。1982年筑波大学医学専門学群卒業。東京医科歯科大学医学部精神医学教室にて研修。東京都多摩老人医療センター、都立松沢病院を経て、2000年杉並区荻窪にて黒田クリニックを開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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