てんかんの生活指導ノート―生活の質を高めるためにすべきこと、してはいけないこと

個数:

てんかんの生活指導ノート―生活の質を高めるためにすべきこと、してはいけないこと

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772413534
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3047

出版社内容情報

本書は,てんかんという病気への正しい理解と当事者,家族がよりよく生きるための生活指針を専門医が易しく解説したものである。

 てんかん(epilepsy)とは「種々の病因によってもたらされる慢性の脳疾患」であり,古くはソクラテスやカエサルが発病した記録が残っている。その発症率は,人口の1%前後,“100人に1人”と言われている。
 本書は,就学,就職,運転免許,結婚,出産,といった生活の知恵に関することから,服薬,断薬,発作,など治療についての事柄まで,てんかんという病気への正しい理解と当事者,家族がよりよく生きるための生活指針を易しく解説したものである。これら日常的な項目は,すべて著者らが実際に体験した患者との出会いと臨床の記録をもとに記述されている。
 当事者と家族,援助者への易しく詳しい最良の入門書。

序章:てんかんの基礎知識
第1部 てんかんを理解する一般的なこと
てんかん治療にかける想い/「生活の質」を高めるために/てんかんを診断するとき/検査について/偽発作の意味するもの/偽発作をもつ意味/てんかんと性格についての話/てんかんに付随する重症度/高齢におけるてんかんについて/脳を鍛えよう!/おとなのてんかん 年をとっても「てんかん」は発症する/女性とてんかん/家族の感情表出
第2部 治療に関すること(薬に関すること)
抗てんかん薬血中濃度測定の今どきの意味は?/怠薬の意味すること/薬剤の整理と日常生活/断薬の条件とタイミング/抗てんかん薬は気分を調整する/腎不全・透析における抗てんかん薬治療の注意点/てんかんと「うつ」について/いい病院いい先生って!?/発作をしめくくること/諦めずに治療を続けること/ムダな治療を仕分けする/新規抗てんかん薬が投げかける課題とは
第3部 生活指導に関すること
就学について(その1)/就学について(その2)/就学について(その3)/就労の第一関門/就労を困難にさせている要因/てんかんと月経について/結婚について(その1)/結婚について(その2)/病気とともに結婚すること/てんかんと妊娠・出産についての話(その1)/てんかんと妊娠・出産についての話(その2)/運転免許にまつわる問題/てんかんと免許について改めて思うこと/働くということ/このサイズが気に入っている/発作について知っておいてほしいこと/スポーツを楽しむ/睡眠とてんかんの話/睡眠環境改善ノススメ/てんかんとアルコールの話/発作の起こりやすい状況とは?/発作を目撃したら/共依存とは
第4部 今後の展望,これからのこと
改めててんかんとは?の話/真のQOL向上とは?/セカンドオピニオンについて/精神保健福祉法に関わること/日本一になる/法改正のその後/特例子会社/「いい夫婦の日」に思う/弱っているひとに対する心づかい/不安に向き合って生きること/プライドは奪われない/迷走神経刺激療法について/あらためて,てんかん発作を考える/てんかんが慢性に経過することの意味/自立への道は険しい?
付録:てんかん発作のQ&A

【著者紹介】
中山和彦
東京慈恵会医科大学医学部精神科教授

内容説明

本書は、就学、就職、運転免許、結婚、出産、といった生活の知恵に関することから、服薬、断薬、発作、など治療についての事柄まで、てんかんという病気への正しい理解と当事者、家族がよりよく生きるための生活指針を易しく解説したものである。これら日常的な項目は、すべて著者らが実際に体験した患者との出会いと臨床の記録をもとに記述されている。当事者と家族、援助者への易しく詳しい最良の入門書。

目次

第1部 てんかんを理解する一般的なこと(てんかん治療にかける想い―「生活の質」を高めるために;てんかんを診断するとき ほか)
第2部 治療に関すること(薬に関すること)(抗てんかん薬血中濃度測定の今どきの意味は?;怠薬の意味すること ほか)
第3部 生活指導に関すること(就学について;就労の第一関門 ほか)
第4部 今後の展望、てんかんと共に生きる(改めててんかんとは?の話;真のQOL向上とは? ほか)
付録(てんかん発作のQ&A)

著者等紹介

中山和彦[ナカヤマカズヒコ]
1976年、東京慈恵会医科大学卒業。日本てんかん学会てんかん専門医、日本精神神経学会精神科専門医、精神保健指定医。1996年、ロンドン大学精神医学研究所客員教授。2001年、中華人民共和国大連医科大学客員教授。2003年、京都府立医科大学客員教授。2004年、東京慈恵会医科大学精神医学講座教授

須江洋成[スエヒロナリ]
1983年、東京慈恵会医科大学卒業。日本てんかん学会てんかん専門医、日本精神神経学会精神科専門医、東京慈恵会医科大学中央検査部(精神科兼任)准教授

岩崎弘[イワサキヒロシ]
2001年、東京慈恵会医科大学卒業。日本てんかん学会てんかん専門医、日本精神神経学会精神科専門医、精神保健指定医、東京慈恵会医科大学精神医学講座助教

高橋千佳子[タカハシチカコ]
1994年、東京慈恵会医科大学卒業。日本てんかん学会てんかん専門医、日本精神神経学会精神保健指定医、東急病院精神科勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽかちゅう48

6
あえて自分と向き合う為に読んだ。一方的でなく、専門医側と患者側、両方の立場からの見方が載っていて、すごく患者には(精神的にも)いい本だと思います。医者を変えようと思っていたので、いい機会だった。2015/12/11

ぱりじゃん野中

1
強めの口調だけど実例がたくさん載っててわかりやすい2016/06/19

Daihei Taniwa

1
てんかんは難しい。1冊読んだだけでは理解できない。この本は、専門医の連載コラムを集めたものなので、比較的読みやすかった。また、基本的なことだが、てんかんは精神科の領域なのだと初めて知った。2014/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7984297
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。