精神疾患診断のエッセンス―DSM‐5の上手な使い方

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784772413527
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3047

出版社内容情報

DSM-5の診断基準は臨床において役立つものであるが、バイブルのように使うのではなく、患者の役に立つように柔軟に活用していくことが必要になる。本書はそのために作られたサブテキスト。

DSM-5に定義された診断基準は臨床において非常に役立つものであるが、バイブルのように使うのではなく、患者の役に立つように柔軟に活用していくことが必要になる。
本書は、各精神疾患のスクリーニングのための質問例と診断典型例の簡潔な記述から始まる。各疾患の本質を捉えやすくするために診断典型例を挙げ、より記憶に留められるような工夫がなされている。典型症例の記述に続いて、筆者が長年にわたり行ってきた診療、若手医師への指導内容、そしてDSM-?V、DSM-?V-R、DSM-?Wの作成にかかわってきた経験を踏まえ、包括的な鑑別診断を示し、除外すべき状態や「各診断のコツ」も明示している。また各精神疾患に対応するICD-9-CM分類コードも示している。
過剰診断を減らすための注意と、流行の診断による影響・その対策、DSM-5を読み解く上での注意点も書かれているので、是非診断基準と合わせサブテキストとして活用していただきたい。

日本版への序
訳者の序
第1章 本書の使い方
第2章 一般に小児期または青年期に最初に診断される疾患
第3章 抑うつ障害群
第4章 双極性障害群
第5章 不安障害/不安症群
第6章 強迫性障害/強迫症および関連障害/関連症群
第7章 心的外傷およびストレス因関連障害群
第8章 統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害群
第9章 物質関連障害と行動嗜癖群
第10章 神経認知障害群
第11章 パーソナリティ障害群
第12章 衝動制御症群
第13章 摂食障害群
第14章 睡眠・覚醒障害群
第15章 性と性別に関する問題
第16章 身体症状と関連のある障害群
第17章 解離性障害/解離症群
第18章 臨床的関与の対象となることのある状態(ただし精神疾患ではないもの)
あとがき
症状による疾患の索引

【著者紹介】
大野 裕(おおのゆたか):(独)国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター
中川敦夫(なかがわあつお):慶應義塾大学医学部 クリニカルリサーチセンター

内容説明

DSM‐5に定義された診断基準は臨床において非常に役立つものであるが、バイブルのように使うのではなく、患者の役に立つように柔軟に活用していくことが必要になる。本書は、各精神疾患のスクリーニングのための質問例と診断典型例の簡潔な記述から始まる。筆者が長年にわたり行ってきた診療、若手医師への指導内容、そしてDSM‐3、DSM‐3‐R、DSM‐4の作成にかかわってきた経験を踏まえ、包括的な鑑別診断を示し、除外すべき状態や「各診断のコツ」も明示している。また各精神疾患に対応するISD‐9‐CM分類コードも示している。過剰診断を減らすための注意と、流行の診断による影響・その対策、DSM‐5を読み解く上での注意点も書かれている。

目次

本書の使い方
一般に小児期または青年期に最初に診断される疾患
抑うつ障害群
双極性障害群
不安障害/不安症群
強迫性障害/強迫症および関連障害/関連症群
心的外傷およびストレス因関連障害群
統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害群
物質関連障害と行動嗜癖群
神経認知障害群
パーソナリティ障害群
衝動制御症群
摂食障害群
睡眠・覚醒障害群
性と性別に関する問題
身体症状と関連のある障害群
解離性障害/解離症群
臨床的関与の対象となることのある状態(ただし精神疾患ではないもの)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソーシャ

2
『正常を救え』でDSM‐5の改訂を批判したアレン・フランセス先生が、DSM5を使うときの留意点についてまとめた本。もともとの診断基準は書かれていなくて、それを当てはめるときの注意点が書かれています。アメリカの文化や精神医療が垣間見える記述があり、そこがこの本の味ですね。2023/05/20

しげる

0
読み易く、分かり易かったと思う。スクリーニングのための質問例があることや除外項目が幾つも載っていることで疾患をいろいろ混ぜて理解していたことに気づかされた。初めてDSMの本を読んだ。もう少し、自分に背景知識があればまた面白くなるかと思う。作者(訳者)の意見がところどころ別に書いてあり、それが実用的な面をさらに補強しているのでは。作者の意見が押し付けがましくなく、読者に任せられているのもこの本のいいところだと思います。2014/07/13

たろやま

0
DSMの読み方.よく知らないけど、たぶん向精神薬のマーケティングって相当なんだろう.それでも、精神科医療に燃えている著者の意気込みが伝わる.2014/06/18

猿谷透

0
DSM5はアメリカ精神神経学会編纂の精神医学の診断マニュアルであり、このファイブが2013年に改訂された最新版である。その診断基準に批判的解釈をくわえているのが本書であり、診断名が一人歩きして流行診断になってしまったり、生物学的基礎を持たない砂上の楼閣になることに警笛を鳴らしている。昔からこの診断基準を馬鹿にしていた日本の精神科医は多いのだが、アメリカにも流行に流されない、まともな精神科医がいることを確認することが出来る貴重な書である2014/05/19

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