摂食障害の最新治療―どのように理解しどのように治療すべきか

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772412926
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3011

出版社内容情報

摂食障害治療のエキスパートが,「治療ガイドライン」にはない現場の血の通ったアプローチを紹介。

過食症、拒食症といった摂食障害は、これまで精神療法の視点から述べられることが多かった。しかし、その病態の多様性・複雑性から、治療現場のコンセンサスが得られる手法は見出されてこなかったのが現状だ。本書では、多彩な分野から臨床研究の第一人者が集い、その実践の蓄積から積み上げた新しい視座を提供する。それは、精神療法のみならず、内科・婦人科など身体管理の視野からも摂食障害の本質と治療に迫るトータルな視点と手法だ。「第?T部 摂食障害治療の現状」「第?U部 各科の立場から」「第?V部 それぞれの心理療法的アプローチから」の三部から成る本書を通読することで、摂食障害の全体像を把握し、「治療ガイドライン」にはない現場の“血の通った”さまざまなアプローチを知ることができる。摂食障害治療の新たな定本となる一冊。

序文 鍋田恭孝

第?T部 摂食障害治療の現状
第1章 摂食障害への対応―現状と展望 馬場謙一
第2章 摂食障害治療ガイダンス 井上洋一
第3章 「ボディーイメージ(body image)」から見た摂食障害の心の世界―特に身体醜形障害との比較から 鍋田恭孝

第?U部 各科の立場から
第4章 心療内科の立場から 生野照子
第5章 精神科の立場から ??木洲一郎
第6章 内科医の立場から 鈴木(堀田)眞理
第7章 婦人科の立場から 堀口雅子

第?V部 それぞれの心理療法的アプローチから

内容説明

摂食障害は、これまで精神療法の視点から述べられることが多かった。しかし、その病態の多様性・複雑性から、治療現場のコンセンサスが得られる手法は見出されてこなかったのが現状だ。本書では、多彩な分野から臨床研究の第一人者が集い、その実践の蓄積から積み上げた新しい視座を提供する。それは、精神療法のみならず、内科・婦人科など身体管理の視野からも摂食障害の本質と治療に迫るトータルな視点と手法だ。摂食障害治療の新たな定本となる一冊。

目次

第1部 摂食障害治療の現状(摂食障害への対応―現状と展望;摂食障害治療ガイダンス;「ボディーイメージ(body image)」から見た摂食障害の心の世界―特に身体醜形障害との比較から)
第2部 各科の立場から(心療内科の立場から;精神科の立場から;内科医の立場から;婦人科の立場から)
第3部 それぞれの心理療法的アプローチから(認知行動療法の立常から;対人関係療法の立場から;力動的精神療法の立場から;家族療法の立場から)

著者等紹介

鍋田恭孝[ナベタヤスタカ]
慶応大学医学部卒業、同大学医学部助手、講師をつとめたあと、宇都宮大学保健管理センター助教授、防衛医科大学校精神科講師および大正大学人間学部教授を経て、2006年4月より立教大学現代心理学部教授・青山渋谷メディカルクリニック院長。慶応大学医学部講師を兼任。精神保健指定医、医学博士、臨床心理士、日本精神神経学会認定専門医および認定指導医、欧州共同認定サイコセラピスト。各大学病院では思春期専門外来、心身症専門外来、うつ病専門外来、精神療法専門外来を担当し研究・臨床にあたる。日本青年期精神療法学会常任理事、日本サイコセラピー学会常任理事、日本うつ病学会評議員、日本心身医学会評議員、国際思春期精神医学会正会員。2007年、日本精神衛生学会学会賞である土居健郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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わくい

1
いろんなオリエンテーションの人が読んでも、何かしらの発見があるような、幅広い内容を含んだ一冊。私は、対人関係療法を取り入れてみたいと思えたのが収穫。2022/02/19

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