出版社内容情報
話せない子どもたちのための言語指導の実践録。発達障害児への言語指導を通じた応用行動分析からACTへの変遷を追う。
話せなかった子どもと家族の、希望。
「子どもと話したい」、この親の願いを現実に変えることを目指して、行動分析学の言語指導は精錬され実践されてきた。本書では、行動分析学の祖スキナーからロヴァースそしてモーリスへと受け継がれてきた行動分析学セオリーのわかりやすい解説を提供しながら、話せなかった子どもたちに言葉を与えるための様々なアイディアとスキルを紹介していく。
行動分析学の基礎研究と行動的介入を組み合わせた言葉の技術が開発され、応用行動分析からCBTの最新形としてのACT(アクセプタンス・コミットメント・セラピー)へと変遷していくプロセスが、障害児言語指導と家族支援と同時進行に進められたことを理解できることも、本書のさらなる魅力となっている。
子どもと家族に寄り添い共に歩みつづけた障害児言語指導の第一人者による、話せない子どもと家族の希望のための言語指導実践ノート。
第1章 発達障がい児の言語指導の歴史
第2章 新たな取り組みへ向けて
第3章 言語の指導―機能的な言語行動の形成へ向けて
第4章 イントラバーバル研究
第5章 言語に関連するその他の認知的スキル
第6章 言語指導の戦略と戦術
内容説明
話せなかった子どもと家族の、希望。「子どもと話したい」と願う家族の希望を実現する行動分析学の言語指導。話せない子どもと家族に寄り添い共に歩みつづけた、障がい児言語指導の第一人者による実践ノート。
目次
第1章 発達障がい児の言語指導の歴史
第2章 新たな取り組みへ向けて
第3章 言葉の指導―機能的な言語行動の形成へ向けて
第4章 イントラバーバル研究
第5章 言語に関連する認知的スキル
第6章 言語指導の戦略と戦術
著者等紹介
谷晋二[タニシンジ]
1982年09月大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程(障害児教育学専攻)修了。1998年07月心身障害学博士(筑波大学)。2000年04月大阪人間科学大学社会福祉学科・助教授。2004年04月大阪人間科学大学健康心理学科・教授。2006年04月大阪人間科学大学人間科学研究科・教授。2010年04月大阪人間科学大学社会福祉学科・教授。2010年10月立命館大学文学部・教授、立命館大学大学院応用人間科学研究科・教授。立命館大学大学院応用人間科学研究科・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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