出版社内容情報
DSMに準拠した,パーソナリティ障害を理解するための実践的なスタンダード。診断・面接の要諦が事例を交え,わかりやすく解説されている。
「パーソナリティ障害の有効な治療法とは,クライアント各々に合わせた個別仕様の治療である」。このような前提に基づき書かれた本書は,一人の著者によるテキストであり,パーソナリティ障害の診断と治療に関する包括的でまとまったアプローチを提供するガイドラインである。
力動的心理療法,認知行動療法,集団療法,加えてマインドフルネス,スキーマ療法,夫婦・家族療法,対人関係療法,弁証法的行動療法,発達療法などの新しい介入法にまで言及し,診断・面接の要諦が事例を交えて解説されている。アセスメントの項では,典型的な面接態度とラポール確立の容易さと困難とにふれ,MMPI-2,MCMI-?V,TAT,ロールシャッハテストを取り上げて,反応パターンに共通の特徴を述べている。
セオドア・ミロン推薦。
第1章 パーソナリティ障害:新世紀の実地臨床における動向
第2章 反社会性パーソナリティ障害
第3章 回避性パーソナリティ障害
第4章 境界性パーソナリティ障害
第5章 依存性パーソナリティ障害
第6章 演技性パーソナリティ障害
第7章 自己愛性パーソナリティ障害
第8章 強迫性パーソナリティ障害
第9章 妄想性パーソナリティ障害
第10章 スキゾイドパーソナリティ障害
第11章 統合失調型パーソナリティ障害
内容説明
「パーソナリティ障害の有効な治療法とは、クライアント各々に合わせた個別仕様の治療である」。このような前提に基づき書かれた本書は、一人の著者によるテキストであり、パーソナリティ障害の診断と治療に関する包括的でまとまったアプローチを提供するガイドラインである。力動的心理療法、認知行動療法、集団療法、加えてマインドフルネス、スキーマ療法、夫婦・家族療法、対人関係療法、弁証法的行動療法、発達療法などの新しい介入法にまで言及し、診断・面接の要諦が事例を交えて解説されている。アセスメントの項では、典型的な面接態度とラポール確立の容易さと困難とにふれ、MMPI‐2、MCMI‐3、TAT、ロールシャッハテストを取り上げて、反応パターンに共通の特徴を述べている。
目次
パーソナリティ障害:新世紀の実地臨床における動向
反社会性パーソナリティ障害
回避性パーソナリティ障害
境界性パーソナリティ障害
依存性パーソナリティ障害
演技性パーソナリティ障害
自己愛性パーソナリティ障害
強迫性パーソナリティ障害
妄想性パーソナリティ障害
スキゾイドパーソナリティ障害
統合失調型パーソナリティ障害
著者等紹介
近藤喬一[コンドウキョウイチ]
1953年東京慈恵会医科大学卒業。1954年同大学精神医学教室。1959年南米にて比較文化精神医学研修。1969年町田市立市民病院神経科医長。1970年北米留学。1992年大正大学人間学部教授。1999年同大学退職後、現在は、クボタ(錦糸町)、ハシモト(調布)クリニックにて臨床に従事
増茂尚志[マスモヒサシ]
1954年東京生まれ。1979年東京慈恵会医科大学卒業。1989年同大学大学院博士課程修了し医学博士の学位受領。1992年同大学同教室講師。1998年財団法人復光会総武病院診療部長。2002年栃木県精神保健福祉センター所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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