児童福祉施設における暴力問題の理解と対応―続・現実に介入しつつ心に関わる

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児童福祉施設における暴力問題の理解と対応―続・現実に介入しつつ心に関わる

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  • サイズ A5判/ページ数 749p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772412179
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3011

出版社内容情報

児童福祉施設における暴力問題の現状理解と対応について詳細に述べた画期的大著。子どもの成長基盤としての安心・安全を実践から徹底追求。

 児童養護施設をはじめとする児童福祉施設における暴力問題は,これまで長い間放置されてきた。暴力にどう対処するか,子どもたちの安心・安全をどう守り抜くかということは,心理臨床,教育領域をはじめ,あらゆる社会的養護の場の存亡に関わる重大且つ困難な課題である。
 本書は,児童養護施設・児童自立支援施設・情緒障害児短期治療施設などの児童福祉施設における,施設内暴力という問題への対応について詳細に論じた画期的大著であり,著者の臨床の到達点である。本書において著者が提唱し実践している「安全委員会方式」は,この問題を見据え,現場での介入方法を具体的に解説した,このうえもなく現実的な対応プログラムと言えよう。
 心理臨床のパラダイム転換を目指した,著者渾身の書き下ろし。

第1章 現実に介入しつつ心に関わる
第2章 希望を引き出し応援する
第3章 かくも長き放置(ネグレクト)
―1.特に子ども間暴力の実態とその理解
第4章 かくも長き放置(ネグレクト)
―2.2レベル三種の暴力とその理解
第5章 施設内暴力はどう対応されてきたか
第6章 暴力問題解決のための視点
第7章 モニターしつつ支援する
―安全委員会方式の概要
第8章 安全委員会活動の実際
第9章 職員による安全委員会と連動した活動(「連動活動」)
―1.基本的連動活動
第10章 発達障害・学級崩壊・解離・反抗性集団化への対応
―2.さらなる連動活動
第11章 安全委員会方式の意義と課題と限界
―批判にも答えつつ
第12章 児童相談所との連携
第13章 社会的養護のさまざまな場で
第14章 何処へ
―施設内暴力がつきつけるもの
資料

内容説明

養育と援助の基本とは?被虐待児に必要なことは何か?子どもの育ちに必須の条件を整えるために。成長の基盤としての安心・安全の実現。

目次

現実に介入しつつ心に関わる
希望を引き出し応援する
かくも長き放置(ネグレクト)―1.特に子ども間暴力の実態とその理解
かくも長き放置(ネグレクト)―2.2レベル三種の暴力とその理解
施設内暴力はどう対応されてきたか
暴力問題解決のための視点
モニターしつつ支援する―安全委員会方式の概要
安全委員会活動の実際
職員による安全委員会と連動した活動(「連動活動」)―1.基本的連動活動
発達障害・学級崩壊・解離・反抗性集団化への対応―2.さらなる連動活動
安全委員会方式の意義と課題と限界―批判にも答えつつ
児童相談所との連携
社会的擁護のさまざまな場で
何処へ―施設内暴力がつきつけるもの

著者等紹介

田嶌誠一[タジマセイイチ]
1951年生まれ。九州大学教育学部(心理学専攻)で心理学を学び、広島修道大学、京都教育大学等を経て、九州大学大学院人間環境学研究院教授(臨床心理学)。博士(教育心理学)。認定臨床心理士。日本ファミリーホーム協議会顧問。NPO法人九州大学こころとそだちの相談室「こだち」理事長。専門は臨床心理学(心理療法・カウンセリング)で、「現場のニーズを汲み取る、引き出す、応える」を目標として、さまざまな臨床活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろか

1
700ページを超える大著。各章は重複する内容は多いものの、著者の思いがあふれている。分量はあるが、読みやすい。2013/05/05

godubdub

0
 児童福祉施設における暴力問題の解決についてのアプローチである安全委員会方式を,暴力の本質から解き明かす渾身の一冊。非常に有効なアプローチであり,実践面でのより充実した改良や発展が望まれる。2014/10/17

るい

0
ページ数は長いがとても読みやすい。施設の暴力問題は容易く解決はできないが、早急に取り組まねばならないと思う。2014/05/23

こういちろう

0
児童施設内暴力とそれに対する田嶌先生の主唱する「安全委員会」方式のアプローチの中に、一見特殊な空間について書かれているようでいて、実は、現代日本の教育や組織・集団に欠けているものについての重大なヒントが隠れている気すらして来ている。2011/11/15

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