出版社内容情報
(認知)行動療法家が伝授する,行動療法の考え方を基にした独自のプレゼンテーション法。「具体的」なプレゼンテーションつき。
はじめに
第一部 ケースプレゼンテーションの基本
?T ケースプレゼンテーションの意義
臨床現場におけるケースプレゼンテーション
学会などの公開の場でのケースプレゼンテーション
?U ケースプレゼンテーションのテーマの選択
?V 行動療法のケースプレゼンテーションのまとめ方とスライド作成のポイント
?W 公開の場でのプレゼンテーションの留意点
第二部 ケースプレゼンテーションの実際
症例A:十分な条件が整わない入院環境における強迫性障害の行動療法
症例B:ADHDを伴うトゥレット障害患者の暴力行為への対応
症例C:アルコール多飲と強迫症状を伴う重症うつ病の治療経過
症例D:ADHDを合併している強迫性障害に対する行動療法
症例E:頻回の粗暴行為により,保護室入室を繰り返していた重度精神遅滞患者に対する「トークンエコノミー法」と「ディエスカレーション技術」の併用の試み
症例F:執拗な強迫症状を伴う統合失調症圏患者に対する薬物療法と行動療法の治療過程
症例G:強迫性障害の臨床における行動療法と薬物療法の“連動”―執拗な確認行為のため日常生活に著しく支障をきたしたOCD女性の治療経過
症例H:重症広場恐怖に対するリハビリテーション的アプローチ
の試み
第三部 Let’s try! ケースプレゼンテーションを作成してみましょう
?T 自分のケースプレゼンテーションを作成してみましょう
?U 〈参考例〉症例Iのケース
症例I:著しい被害妄想,不安,視野欠損などの問題をもつ認知症患者とその家族に対する重度認知症デイケアの関わり
第四部 第二部と第三部の症例に関連した専門用語の解説
あとがき
内容説明
「具体的」なケースプレゼンテーション法を「具体的」に記した、(認知)行動療法の考え方を基にしたプレゼンテーション技術の解説書。ケースプレゼンテーション初心者(研修医、精神科医、看護師、臨床心理士、作業療法士、ソーシャルワーカーなど…)向けに「具体的」でわかりやすく、ケースプレゼンテーション法を解説。
目次
第1部 ケースプレゼンテーションの基本(ケースプレゼンテーションの意義;ケースプレゼンテーションのテーマの選択;行動療法のケースプレゼンテーションのまとめ方とスライド作成のポイント ほか)
第2部 ケースプレゼンテーションの実際(十分な条件が整わない入院環境における強迫性障害の行動療法;ADHDを伴うトゥレット障害患者の暴力行為への対応;アルコール多飲と強迫症状を伴う重症うつ病の治療経過 ほか)
第3部 Let’s try!ケースプレゼンテーションを作成してみましょう(自分のケースプレゼンテーションを作成してみましょう;参考例 症例1のケース)
第4部 第二部と第三部の症例に関連した専門用語の解説
著者等紹介
飯倉康郎[イイクラヤスロウ]
1963年生まれ。1988年九州大学医学部卒業。同大学医学部付属病院精神科、飯塚記念病院勤務を経て、1990年より肥前精神医療センター勤務。1994~1996年米国ペンシルバニア医科大学(E.Foa教授)に留学。1996年よりふたたび肥前精神医療センター勤務。2007年より、特定医療法人宗仁会奥村病院に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
yuki
しむたろー
-
- 電子書籍
- ザ・シェフ(分冊版) 【第258話】 …
-
- 和書
- しのび寄る国家の道徳化