内容説明
認知行動療法は論理的で知的なクライエントだけに効果がある?感情に焦点をあてない?大切なのはポジティブ思考?クライエントの過去は一切無視?…これら認知行動療法にまつわる疑問と誤解をまとめて解消!100のポイントとテクニックで認知行動療法をコンパクトに解説。臨床家必携クイック・リファレンス。
目次
1 CBTの基礎理論(出来事に与える意味;心理的苦痛と情報処理の歪曲;思考の3つのレベル ほか)
2 CBTについての誤解を解く(CBTでは論理的で知的なクライエントだけに治療効果が上がる?;CBTでは感情に焦点をあてない?;CBTで大切なのはポジティブ・シンキング? ほか)
3 CBTの実践(導入;NATSの検出方法;NATSの分析とそれに対する反応の検討 ほか)
付録
著者等紹介
ニーナン,マイケル[ニーナン,マイケル][Neenan,Michael]
論理情動療法協会(AREBT)が認定した論理情動療法カウンセラーとして、AREBTの副議長と学会誌副編集長を歴任。さらに英国認知行動療法学会(BABCP)の認定セラピストとして、連合王国心理療法協議会の登録認知行動療法セラピスト資格も取得。現在、ロンドンのストレスマネジメント・センター副所長として、認知行動療法と論理情動療法の治療者訓練プログラムを監督
ドライデン,ウィンディ[ドライデン,ウィンディ][Dryden,Windy]
アメリカのアルバート・エリスに論理情動療法を学び、現在、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジの職業コミュニティ教育学部(PACE)教授。論理情動療法や認知行動療法についての編著書は130冊を超える、イギリス認知行動療法の第一人者
石垣琢麿[イシガキタクマ]
1987年、東京大学文学部心理学科卒業。1993年、浜松医科大学医学部卒業。1999年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授
丹野義彦[タンノヨシヒコ]
1978年、東京大学文学部心理学科卒業。1985年、群馬大学大学院医学系研究科修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ひろか
Masataka Saitou
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