統合失調症患者の行動特性―その支援とICF

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772410052
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

出版社内容情報

統合失調症患者の治療・援助論として好評を得た初版の改訂にあたり,国際障害機能分類(ICF)の観点からの考察論文を加えた。

内容説明

本書は、統合失調症という病気の姿をわかりやすく解説し好評を得た『分裂病者の行動特性』の改訂増補版である。改訂にあたり、最近WHOで採択された国際障害機能分類(ICF)の解説、現場での活用の可能性への考察を加えた。

目次

第1部 統合失調症患者の行動特性(行動特性とICF;行動特性の列挙)
第2部 各特性相互の関係と統合失調症患者の全体像(統合失調症性人格の形成とその生の戦略;統合失調症性人格者の破綻としての急性精神病状態)
第3部 統合失調症患者との接し方―まとめに代えて(適応期‐破綻期‐再適応期;再発予防のために;急性期・破綻期から修復期の対応)

著者等紹介

昼田源四郎[ヒルタゲンシロウ]
1946年、千葉県生まれ。東北大学医学部卒。総合病院、精神科病院で精神科医として長年勤務したのち、現在、福島大学教授。専攻は、精神病理学、精神医学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つなぐ

2
統合失調症の行動特性をあげているだけでなく、その行動の背景にある患者の病理をハイデカーの哲学等を引用しながら分析している。そのため、確かにそういう推論もなりたつかなと思うが、やや論理に無理があるような気もするし、説明が難解すぎる気もする。統合失調症の患者の行動を哲学的に考察してみたい人向けな気がする。2016/11/15

みやび

0
001:【学】統合失調症患者の行動特性が臨床的場面で分かりやすく書かれている。解体していると思われている個々の性格や行動も、特徴的な視点で捉えれば大きな法則の上で成り立っていることが分かる。認知障害、過覚醒、常識や共感覚の欠如、時間性の障害など2013/08/07

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