緊急事態ストレス・PTSD対応マニュアル―危機介入技法としてのディブリーフィング

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緊急事態ストレス・PTSD対応マニュアル―危機介入技法としてのディブリーフィング

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  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772407588
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3011

出版社内容情報

《内容》 現代社会において,心的外傷となりうる出来事を経験することは決して他人事ではない。阪神淡路大震災をはじめとする自然災害,地下鉄サリン事件などの凶悪犯罪,テロの被害,児童虐待や暴力などによる被害などに遭遇した人々への心のケアに対して,わが国でも社会的な関心が高まってきた。
本書は,現在世界で最も広く活用されているグループ危機介入手法CISM(緊急事態ストレス・マネジメント)を理解し実行するための実践的マニュアルであり,CISMモデルを構成する各種の危機介入技法が段階的に示されている。その中心的な技法として詳細に紹介されているサイコロジカル・ディブリーフィングとは,緊急事態を体験した人や救援者を対象として行うグループワークであり,ASD(急性ストレス障害)やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の予防に有効であることが実証されている。
被害者やその救援にあたる人々に対する支援では,危機介入から心的外傷の予防まで多岐にわたる技法を包括的に実施し,的確有効であること,そして迅速な対応が何よりも求められる。本書は,その具体的な指針としてわが国でも初の実践書であり,緊急事態におけるメンタルヘルスに関心を持つすべての人々に必読の書といえよう。    

《目次》
□主な目次
第1章 緊急事態ストレス・マネジメント(CISM)
第2章 人間のストレスの性質
第3章 心的外傷学
第4章 CISMの歴史的背景
第5章 CISM:その活動と効果
第6章 現場におけるサポート・サービス
第7章 ディモビリゼーション
第8章 危機管理ブリーフィング(CMB)
第9章 ディフュージング
第10章 緊急事態ストレス・ディブリーフィング(CISD)
第11章 CISD:グループ過程の実施
第12章 ディフュージングとディブリーフィングの一般的な問題点とその解決法
第13章 CISMの上級概念
第14章 多発災害CISD介入と地域対応チーム
第15章 災害,テロ,暴力,その他の地域の危機における聖職者による危機介入の役割
付録A 緊急要員を対象としたCISMチームの構成
付録B 緊急活動におけるCISMチームの編成と管理

内容説明

本書は、現在世界で最も広く活用されているグループ危機介入手法CISM(緊急事態ストレス・マネジメント)を理解し実行するための実践的マニュアルであり、CISMモデルを構成する各種の危機介入技法が段階的に示されている。その中心的な技法として詳細に紹介されているサイコロジカル・ディブリーフィングとは、緊急事態を体験した人や救援者を対象として行うグループワークであり、ASD(急性ストレス障害)やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の予防に有効であることが実証されている。被害者やその救援にあたる人々に対する支援では、危機介入から心的外傷の予防まで多岐にわたる技法を包括的に実施し、的確有効であること、そして迅速な対応が何よりも求められる。本書は、その具体的な指針としてわが国でも初の実践書であり、緊急事態におけるメンタルヘルスに関心を持つすべての人々に必読の書といえよう。

目次

緊急事態ストレス・マネジメント(CISM)
人間のストレスの性質
心的外傷学
CISMの歴史的背景
CISM:その活動と効果
現場におけるサポート・サービス
ディモビリゼーション
危機管理ブリーフィング(CMB)
ディフュージング
緊急事態ストレス・ディブリーフィング(CISD):考慮すべき重要な点とCISDの準備
CISD:グループ過程の実施
ディフュージングとディブリーフィングの一般的な問題点とその解決法
CISMの上級概念
多発災害CISD介入と地域対応チーム
災害、テロ、暴力、その他の地域の危機における聖職者による危機介入の役割

著者等紹介

高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1953年、東京生まれ。1979年、金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学、山梨医科大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(フルブライト研究員)、東京都精神医学総合研究所を経て、2002年より防衛医科大学校・防衛医学研究センター・行動科学研究部門・教授。医学博士、精神科医
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