ミルトン・エリクソンの催眠療法入門―解決志向アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772406895
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

内容説明

本書はオハンロンの解決志向催眠療法に関するワークショップ記録をまとめたものである。

目次

第1章 解決志向催眠の原則
第2章 催眠誘導の実際
第3章 トランス現象
第4章 なぜトランスを使うのか
第5章 問題のクラス・解決のクラス
第6章 性的虐待の後遺症の治療
第7章 痛みと身体の問題の治療
第8章 私はただの催眠家です

著者等紹介

宮田敬一[ミヤタケイイチ]
石川県に生まれる。1973年金沢大学教育学部卒業。1977年九州大学大学院博士課程中退。現在新潟大学教育人間科学部教授、臨床心理士

津川秀夫[ツガワヒデオ]
東京都に生まれる。1992年青山学院大学文学部卒業。2000年慶応義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。現在吉備国際大学社会福祉学部講師、臨床心理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anco

10
解決志向催眠療法に関するワークショップ記録をまとめてありました。エリクソンがクライアントをトランスに誘導していく様子がそのまま書かれてありました。指示的また断定的なメッセージを避け、クライアントのもつリソースを引き出していくところが印象的でした。繰り返し読みたいです。2015/08/22

アパッチ

1
「気づかれずに相手を動かす〜非誘導的催眠〜」自分の想像する「段々眠くなる」のような予言的(〜するでしょう、になります)ではなく、許容的(〜できます、かもしれない)で相手の意思を尊重していた。無意識がミソで前提を使い操作する。以前にも催眠経験ある?(今から催眠に入る)、今すぐかしばらくか(催眠に入る前提)、呼吸の変化に気づいた?(変化してることが前提)。連結=お茶飲んだら→リラックスする。散在=暗示を強調して文脈に入れ話す。発音が同じで意味が違うものを何度も強調。back=以前or背中。非常に奥深い。2019/07/01

41

1
飛ばし飛ばし読んだ。催眠の話ではないが、本を読む学習より、集まりか何かで学習する方が会得するのが何でも早いらしい。動画で覚えた方が早いのかもしれない。2011/05/09

SIS(Taka)

1
ミルトンエリクソンの催眠療法の原則と技法が分かる本。エリクソン催眠の本は初めてだったが、エリクソンの手法は凄いと思った。指示的や断定的なメッセージを避け、クライアントのもつリソースを引き出す能力には驚くばかりである。しかし、本書はエリクソンが書いているわけでなく、彼に師事したオハンロンによって書かれているので、エリクソンの考え方を直接学べるわけではない事が残念である。それを差し引いても読んでおいて損はない価値ある一冊であろう。2009/09/10

Kosei Tsuji

0
NLPに興味を持って読んでみました。 トランスへの導入と、入ることへの意義が主な内容。 全反応利用アプローチを含めこの本の内容を日常に活かしていくとなると、なかなかイメージが湧きません…笑2017/05/26

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