内容説明
バスの大事故、校内暴力や自然災害といった学校基盤の大きな危機のみならず、虐待、離婚、家庭内暴力や自殺のような一人ひとりの子どもを対象にした危機も網羅し、本書は事例研究やあらゆる学校職員の個別の反応について述べられている。また、保護者、生徒や教師向けの配付資料のサンプル、地域ネットワーク資源のリスト、危機チームの各メンバーの「任務」リストのサンプルも掲載されている。
目次
第1章 序論
第2章 学校における危機:多様な要求、多様なスキル
第3章 具体的な危機についての助言と事実に基づく情報:早見資料
第4章 危機介入コンサルテーション
第5章 危機が地域社会に影響を及ぼす事態:学校規模の危機や災害に対する準備
第6章 事前のプランを持たない突発的な学校危機のまっただ中での危機対応
第7章 学区規模の危機予防と対応プランの確立
付録(第1次、第2次、第3次レベルの予防における危機チーム・メンバーの責任;大惨事や建造物災害への機関の援助 ほか)
著者等紹介
中野真寿美[ナカノマスミ]
1983年奈良女子大学文学部英語英米文学科卒業。1999年兵庫教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻生徒指導コース入学。現職は兵庫県立生野高校教諭
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 楽しい写経 学びやぶっく