内容説明
第1章 バベルの塔にとりこまれて―今日の臨床理論と実践の現状;第2章 バベルの塔から抜け出すために―心理療法実践のための統一言語の構築;第3章 心理療法において称えられることのないヒーロー達―クライエントと偶然の出来事の治療結果に対する貢献;第4章 カール・ロジャースの肩の上で―治療結果に対する治療関係の貢献;第5章 変化への希望―希望、期待、プラシーボが心理療法の結果に果たす役割;第6章 「神さまからの贈り物」―あるケースの実例;第7章 構造と新奇性―心理療法の結果におけるモデルとテクニックの役割;第8章 人生を手に入れる―あるケースの実例
目次
20000728
著者等紹介
市橋香代[イチハシカヨ]
1991年岐阜大学医学部卒業後、湖南病院、市立長浜病院小児科、大垣市民病院小児科を経てヒューストン・ガルベストン研究所勤務。著訳書に『医療におけるブリーフセラピー』(金剛出版)分担執筆、『ナラティブ・セラピーの実践』(金剛出版)共訳、『老人と家族のカウンセリング』(金剛出版)共訳
舟木順子[フナキジュンコ]
1996年関西学院大学文学研究科博士課程前期修了(心理学専攻)。現在は大阪大学医学部付属病院神経科精神科、臨床心理士
曽我昌祺[ソガマサヨシ]
1972年関西学院大学文学研究科博士課程修了(心理学専攻)。住友病院心療内科心理療法室勤務を経て、現在、関西福祉科学大学教授(臨床心理学)、関西学院大学大学院、及び神戸女学院大学非常勤講師。大阪府臨床心理士会理事。著書に『臨床心理学への招待』(ミネルヴァ書房)分担執筆、行動療法ケース研究『登校拒否II』(岩崎学術出版)分担執筆、『こころの日曜日1,3,4』(法研)分担執筆、他
内田郁[ウチダカオル]
1982年滋賀医科大学卒業後、京都音羽病院耳鼻科勤務、滋賀医科大学耳鼻科非常勤講師(心療耳鼻科専門外来を担当)を経て、現在、水戸市にて父親の耳鼻咽喉科医院を継承。関西ソリューションセラピー研究会発足当時より会長を務める。著書に『医療におけるブリーフセラピー』(金剛出版)分担執筆
浜田恭子[ハマダキョウコ]
米国NLPTM認定トレーナとして全国で研修会を開催。大阪、心斎橋で、1991年カウンセリングルームCo・koroを開業
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