出版社内容情報
《内容》 本書は,ディ・シェイザーとともに,ブリーフセラピーの実践と発展に寄与しているインスー・キム・バーグとピーター・ディヤングによる解決志向ブリーフセラピー(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)の入門書である。解決志向ブリーフセラピーとは,問題や原因といった過去の問題ではなく,未来を志向する実践型心理療法である。従来の問題解決アプローチから解決志向への転換は,右利きをを左利きに切り替えるようなものだとディヤングらは述べる。そのため,両者の違いを理論で理解するよりも解決構築の技法を実際に使うことの方が難しい。その技法をどう使用するのか,どんな言葉で面接しているのかを主眼に,ブリーフセラピーの実際が具体的に書かれたものが本書である。バーグらがワークショップで教えることを中心にまとめられたもので,米国では格好の独習書として利用されている。面接場面の箇所では豊富な会話例が記され,実際にバーグらとともに面接しているかのように学べるため,カウンセラーや援助職などをめざす学生はもちろん,ブリーフセラピーをこれから現場に導入しようという臨床家にもきわめて価値がある。ブリーフセラピー入門書の決定版!
内容説明
本書は、解決志向ブリーフセラピー(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)の入門書である。解決志向ブリーフセラピーとは、問題や原因といった過去の問題ではなく、未来を志向する実践型心理療法で、その技法をどう使用するのか、どんな言葉で面接しているのかを主眼に、ブリーフセラピーの実際が具体的に書かれている。面接場面の箇所では豊富な会話例が記され、実際に面接しているかのように学べる。
目次
第1章 問題解決から解決構築へ
第2章 解決構築の基本
第3章 知らないという技法
第4章 出発点:クライエントが望むものにどう注目するか
第5章 クライエントの願望の増幅:ミラクル・クエスチョン
第6章 例外の探求:クライエントの長所と成功体験をもとにした解決構築
第7章 クライエントのためのフィードバックをつくる
第8章 第2回以降の面接:クライエントの進歩を発見し、増幅し、測定する
第9章 危機状況での面接
第10章 帰結(Outcomes)
第11章 援助職の価値観と人間の多様性
第12章 相談機関・グループ・地域での実践
第13章 解決構築過程の理論的な意味
感想・レビュー
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