青年期の病理と治療

青年期の病理と治療

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784772403894
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

内容説明

思春期妄想症の治療、破瓜病のフロイト、ラカン、ソシュールに拠っての検討、思春期妄想症の類型化試論、非定型精神病概念を青年期例にも有用とする見解、性の角度から行った境界例概念の再検討、笠原提唱のスチューデントアパシーのコフート、ラカンに拠った再検討など、概念と症例にたいする創見にみちたアプローチが展開される。後半では小学生・中学生の年代で問題にされてきた自閉症や、登校拒否や、家庭内暴力の、青年期における病態が論じられ、あるいは青年期に集中する性の病態が、とりあげられる。

目次

思春期危機―「自立」をめぐって治療が展開した2症例
破瓜型分裂病―差異の構造化の失敗
思春期妄想症の類型化に関する試論
若年発症の非定型精神病
境界例概念とsexuality
スチューデントアパシー―ナルシシズム論からの力動的理解
青年期の登校拒否―個人精神療法に関しての一考察
青年期の家庭内暴力
青年期の性の病理
自閉症の青年期

最近チェックした商品