内容説明
本書のいう感応現象には、病棟内での患者同士の影響、精神病の母親が子供に与える影響、若者の宗教活動・政治活動への没頭、心中と集団自殺、学生間のヒステリーの流行などが含まれる。歴史的でしかも現代的で興味深い感応現象を、著者は詳細な引用症例15と自験症例7を添えてコンパクトにまとめている。読者は本書を読むことによって、理論と臨床の双方を身につけることができるであろう。
目次
第1章 感応現象の歴史と研究史
第2章 感応現象の構造と基本類型
第3章 亜型詳論(妄想感応型;憑依感応型;ヒステリー感応型)
第4章 ライフサイクルと感応現象(小児期と感応;思春期、青年期と感応;老年期と感応)
第5章 総括、および今後に向けて
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