分裂病の症状論

分裂病の症状論

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784772402644
  • NDC分類 493.76

内容説明

「ファントム仮説」で知られる著者の『精神医学の方法論』に続く論文集。分裂病と並んで臨床家を手こずらせているのが、境界例である。筆者は、境界例の持つ“あいまいさ”自体が「今日の社会病理と関係している可能性」を指摘し、時代の影響を受けやすい“中心気質”の考え方を提唱する。

目次

1 症状(幻覚;妄想;思考障害;自我障害;感情・意志の異常;人格変化の印象;微視的症状;巨視的観点)
2 分裂病型妄想の理論的問題点(分裂病型妄想の臨床的問題点;ファントム仮説からの接近)
3 境界例と社会病理(境界例の病像の問題点。またそれは変化したか?;社会病理との関連?;新しい考察)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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3
難しい本である事を覚悟して読みました。統合失調症の症状を一歩踏み込んで書いてあるのだけれど、その一歩踏み込んだ記述部分が全然理解出来ません。著者が統合失調症の病理として考え出した、ファントム空間論における妄想の位置付けの部分など、正直ちんぷんかんぷんです。この本は症状論の概説書としては難しすぎるし、著者のファントム空間論はもう少し勉強してみたら読んでみたいです。2018/05/28

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