若者の就職移動と居住地選択―都会志向と地元定着 (新装版)

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若者の就職移動と居住地選択―都会志向と地元定着 (新装版)

  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772290210
  • NDC分類 334.2
  • Cコード C3036

内容説明

人口減少と少子高齢化が進む多くの地方圏において、地域の継続的な活性化を図っていくためには、地域を支える若年層の存在が欠かせない。地方圏出身者が、Uターンも含めて就職等でどれだけ地元に残留するかは、地域の将来を左右する1つの指標と考えられる。一方で、わが国の人口移動の中核が進学や就職等を契機とした10代後半から20代前半の若年層であることはすでに多くの研究で指摘されてきた。しかし、そうした指摘の多くは間接的なデータの分析に基づいており、客観性や実証性に乏しい。そうした問題意識から、本書では、地方圏出身若年層の人口移動の実態を体系的に明らかにしようとした。

目次

序章
第1章 若年層移動研究の系譜
第2章 若年層移動の概要
第3章 地方圏における若年者の出身地残留傾向とその要因
第4章 地方圏出身新規大卒者のUターン移動と就職
第5章 高校生の就職における組織的求人システム
第6章 地方圏出身者のUターン者・非Uターン者の意識構造
第7章 地方圏における親世代の意識構造と若者流出への影響
結論

著者等紹介

山口泰史[ヤマグチヤスフミ]
帝京大学経済学部地域経済学科教授。武蔵野大学客員教授。博士(学術)。専門は人口地理学。1972年岐阜県生まれ。2022年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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