シリーズ未来社会をデザインする<br> システムと変容の地球環境学

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シリーズ未来社会をデザインする
システムと変容の地球環境学

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772281300
  • NDC分類 519
  • Cコード C3040

出版社内容情報

「人の生き方」と「地球環境」の相互作用を解き明かし,未来社会設計の不可欠な羅針盤となるシリーズの完結編。第III巻では,課題群をシステム(System)としてとらえることで,問題解決をめざす。
大気汚染,窒素循環,ローカルSDGs,人新世における生態系,社会移行実験などを事例に,「システム」すなわち人・社会・自然の関係性を分析していく。その際,トレードオフ(二律背反)とシナジー(相乗効果)が重要となる。単なる現状分析にとどまらず,これらの環境問題に対応した「社会変容」のレバレッジポイント(変化をひきおこす「てこ」)をみいだしていく考え方を示す。
本シリーズの読者は,国際機関が定めた環境対策の年次目標達成に関係する環境学諸分野の研究者・学生,および産学官民ふくめてこれらの課題にとりくむすべての人。これらの人々に,未来の社会設定の羅針盤となるシリーズ。


[第III巻で扱う主なキーワード]
窒素循環,ローカルSDGs,チャレンジリスト,新規生態系,フューチャー・デザイン(未来学),レバレッジポイント,レジームシフト,トランスフォーメーション,システム論,地球―地域論,公共政策論など




【目次】

第1章 地球人間システムと社会変容
(谷口真人)
【地球環境学×システム論】
1.1 はじめに
1.2 システムとしての人と社会と自然
1.3 恩恵とリスク
1.4 トレードオフとシナジー
1.5 連環と分断のポテンシャル
1.6 社会変容のレバレッジポイント
1.7 地球人間システムの未来社会への変容
1.8 まとめ

第2章 地球資源としての大気
―パンジャーブの稲株焼却の事例にみる大気汚染と社会の変容
(林田佐智子)
【地球環境学×地球―地域論】
2.1 大気汚染と健康被害
2.2 One Atmosphere:地球大気は資源である
2.3 インドの大気汚染問題
2.4 大都市より汚染されているパンジャーブの農村部
2.5 パンジャーブの稲株焼きはなぜ起こったか?
2.6 変容しつつある自然環境と社会環境
2.7 持続可能な将来へむけて
2.8 まとめ

第3章 自然と社会を包みつなぐ窒素
(林 健太郎)
【地球環境学×食・農学】
3.1 窒素と自然システム
3.2 窒素と社会システム
3.3 人類の窒素利用の変遷
3.4 窒素問題―窒素利用がもたらす窒素汚染
3.5 持続可能な窒素管理への変容
3.6 結びにかえて

第4章 京都ローカルSDGsの挑戦
(浅利美鈴)
【地球環境学×地域循環共生圏】
4.1 ローカルSDGsとは?
4.2 京都からローカルSDGsを問う
4.3 京都超SDGsコンソーシアムの活動事例から考える
4.4 グリーン社会変革へ向けて

第5章 持続可能性の規範から持続可能な地域づくりの理想と実践を問い直す
(白井信雄)
【地球環境学×公共政策論】
5.1 持続可能な地域づくりの定義と目標の再定位
5.2 持続可能な地域づくりのモデル事業
5.3 持続可能な地域づくりのモデル事業への懸念
5.4 持続可能な地域づくりの事例分析と成果の活用
5.5 持続可能な地域づくりの理想追求と実践のために

第6章 有限な地球における資源循環論の転回
(田崎智宏)
【地球環境学×資源循環論】
6.1 資源循環論とは
6.2 地球の有限性にもとづく資源循環の理念的な方向性
6.3 資源循環を妨げるもの―認知ギャップとシステムの分断
6.4 資源循環の処方箋―資源循環をつなぐ
6.5 CEによる同時実現―手段としての資源循環とアプローチの多様性
6.6 おわりに

第7章 人新世における生態系認識の変容と新規生態系
(友尻大幹)
【地球環境学×生態系管理】
7.1 人新世における生物多様性の危機と生態系管理の問い
7.2 生態系管理における生態系の認識

目次

第1章 地球人間システムと社会変容
第2章 地球資源としての大気―パンジャーブの稲株焼却の事例にみる大気汚染と社会の変容―
第3章 自然と社会を包みつなぐ窒素
第4章 京都ローカルSDGsの挑戦
第5章 持続可能性の規範から持続可能な地域づくりの理想と実践を問い直す
第6章 有限な地球における資源循環論の転回
第7章 人新世における生態系認識の変容と新規生態系
第8章 未来を実装する―フューチャー・デザインによる社会移行の実験的アプローチ―
第9章 地球人間システムの中の軍事安全保障

著者等紹介

谷口真人[タニグチマコト]
総合地球環境学研究所 特任教授、プログラムディレクター。国際測地学・地球物理学連合フェロー、日本地球惑星科学連合フェロー。日本地下水学会学会賞、日本水文科学会学術賞、文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞。日本学術会議連携会員、Governing Council member of Future Earth Global。理学博士。専門:水文学、地球環境学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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