目次
イントロダクション 「フィールドワークの安全対策」
1 安心・安全を支える(大学におけるフィールドワークの安全管理―調査中の事故から考える;大学院生のための「海外フィールドワークの安心安全」支援;学生の海外調査の安全をどう確保するか―農学分野の在村フィールドワークの研究体験から;フィールドワーカーのための感染症対策―マラリア対策にみる自己防衛・社会防衛の考え方)
2 システムと実践のはざま(雪氷のフィールドワークにおけるリーダーの資質―何人かのリーダーの言動・挙動から考える;組織と個人の雪崩リスクマネジメント―雪崩調査チームのシステムと個人の習慣化;海外フィールドワークへの支援体制と安全管理―ヒマラヤ山岳域調査の事例;人類学会の安全教授と大学ガイドラインの間で)
3 実践 危険に遭遇したフィールド体験(フィールドにおける安全対策とその限界―バングラデシュ調査体験より;フィールドで被災する―東日本大震災の経験から;政変とフィールドワーク―東アフリカの事例から考える安全対策;紛争と日常―レバノンの人類学調査から)
著者等紹介
澤柿教伸[サワガキタカノブ]
1966年生まれ、富山県出身。最終学歴:北海道大学大学院環境科学研究科(博士・環境科学)。勤務先:法政大学社会学部。調査地:極域・高山域・日本の山岳地域。専門:氷河地質学・第四紀学
野中健一[ノナカケンイチ]
1964年生まれ、愛知県出身。最終学歴:名古屋大学大学院文学研究科史学地理学専攻博士後期課程中退。博士(理学)。勤務先:立教大学。調査地:日本、東南アジア、南部アフリカ。専門:地理学、生態人類学、民族生物学
椎野若菜[シイノワカナ]
1972年生まれ、東京都出身。最終学歴:東京都立大学(現・首都大学東京)大学院社会科学研究科博士課程社会人類学専攻単位取得退学。博士(社会人類学)。勤務先:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所。調査地:ケニア、ウガンダ。専門:社会人類学、東アフリカ民族誌(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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