目次
1 試行錯誤しながら考える(「被災するということ」への理解と共感―被災地に学び、防災に生かすためのフィールドワーク;地域の将来を見据えた復興計画づくり―被災地のバトンをつなぐこと;日常から見える「防災」―イスタンブルでの文化人類学的参与観察;理系研究者によるインタビュー調査―2004年インド洋大津波)
2 現場を記録し、次につなげる(超広域災害に立ち向かう―東日本大震災被災地での住民参加・組織型フィールドワークの試み;参与と観察の自治体災害対応―小千谷市の対応現場から;生活再建・コミュニティ復興に寄り添う―長期にわたる社会学的被災地研究)
3 地域の個性から災害を理解する(大地震の歴史とメカニズムを捉える―活断層への地理学的アプローチ;火山の鼓動をきく―火山学のフィールドワーク;復興まちづくりでのプラクティス―プランニングにむけてのフィールドワーク;災害が露にする「地域のかたち」―スマトラの人道支援の事例から)
著者等紹介
木村周平[キムラシュウヘイ]
1978年生まれ、愛知県出身。最終学歴:東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退、博士(学術)。勤務先:筑波大学人文社会系。調査地:トルコ(イスタンブル)、日本(岩手県沿岸部)。専門:文化人類学、科学技術社会論
杉戸信彦[スギトノブヒコ]
1978年生まれ、愛知県出身。最終学歴:京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻博士後期課程修了、博士(理学)。勤務先:法政大学人間環境学部。調査地:長野盆地、邑知潟平野、糸静、大阪平野、名古屋、モンゴル、南海トラフほか。専門:変動地形学・古地震学
柄谷友香[カラタニユカ]
1972年生まれ、兵庫県出身。最終学歴:京都大学大学院工学研究科土木システム工学専攻単位取得退学、博士(工学)。勤務先:名城大学都市情報学部。調査地:自然災害による被災地・復興地(岩手県陸前高田市を含む東北沿岸部、鹿児島県さつま町、タイ・プーケットなど)。専門:都市防災計画、リスク・コミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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