内容説明
雲仙普賢岳の火山災害の被災者支援や復興対策に携わり続けた自治体職員、地域のリーダー、専門家、研究者が語る災害体験と復興の方法、ノウハウとヒント。
目次
雲仙普賢岳の火山災害(1990‐1995年)の概要
火山観測とアウトリーチ活動
火山砂防と地域復興
被災者対策
生活再建
復興基金の成立ちとその役割―直接的な被災者支援のために必要不可欠な手法
住民組織の対応
災害ボランティア
復興まちづくりと災害体験の継承
災害復興から地域振興へ―火山都市国際会議と世界ジオパーク
災害から復興した島原市の現状と課題
雲仙の今後を考える
東日本大震災の復旧・復興へのメッセージ
付録1 21分野100項目の被災者救援対策
付録2 雲仙普賢岳の火山災害に関する単行本
著者等紹介
高橋和雄[タカハシカズオ]
長崎大学名誉教授、工学研究科総合実践教育研究支援センター(安全工学教育部門)。1945年生まれ。大分県国東市出身、1970年九州大学大学院工学研究科修了、工学博士。専門は橋梁工学、防災科学。雲仙普賢岳の火山災害では災害資料の収集・保存、復興計画策定支援、災害遺構の保存・砂防指定地の利活用・平成新山フィールドミュージアム構想の合意形成・取りまとめを担当。火山工学の確立、日本災害情報学会・日本災害復興学会の創立に関与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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