北方植生の生態学

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772270038
  • NDC分類 472.292
  • Cコード C3045

内容説明

本書では、極東ロシアの植生景観を紹介し、さらに、関連の深い北海道の植生について極東ロシアからみた植生地理学的位置づけや成立過程を展望する。

目次

第1部 極東ロシアの植生景観(極東ロシアの自然環境;シホテ‐アリニ山脈の植生;サハリンの森林;マダガン州のグイマツ‐ハイマツ林の分布;カムチャツカ半島中部の森林限界付近の植生;北千島パラムシル島エベコ山の植生;極東ロシアにおける森林の分布と境界決定機構)
第2部 極東ロシアからみた北海道の植生地理学(北海道の針広混交林の植生地理学的位置づけと成立機構;エゾマツ‐トドマツ林の植生地理学的位置づけと成立機構;大雪山上部に分布する植物群落の植生地理学的位置づけ;極東ロシアの植生からみた最終氷期以来の北海道における植生変遷)

著者等紹介

沖津進[オキツススム]
千葉大学園芸学部教授。学術博士。1954年福岡生まれ。北海道大学農学部農業生物学科植物学専攻卒業、北海道大学大学院環境科学研究科環境保全学専攻博士課程単位取得満期退学。専門は植生学、植生地理学、植物生態学。日本列島の山岳、北方植生に関する動態、成立機構や植生地理学的位置づけについて、北東アジアの植生と比較・対比して、広い視点からフィールドワークにもとづく調査、研究を進めている。おもなフィールドは極東ロシア、とくにオホーツク海を取り囲むサハリン、沿海地方、マガダン、カムチャツカ半島、千島列島など。北極(スバルバール、エルズミア)、南極(第42次南極地域観測隊夏隊)やナミブ砂漠などの極限環境での調査経験も持つ
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