目次
序章 研究の概要と論文の構成
第1章 風を要因とする風土空間の形成―築地松は防風林か
第2章 砂丘―風土空間の周縁を形づくるもの
第3章 風と水と、地と人と―潟の集落
第4章 解読格子の仮設―条里制の集落
第5章 孤立定住空間の通時的理念―生きられた散居集落
第6章 計画的農耕空間の風土化―武蔵野の列状村
第7章 時空を結節する神がみの形象―信濃路の陰影
第8章 聖なる山村―史的先端空間としての斜面集落
終章 歴史的時間尺度としての田園風景―「もう一つの日本史」と田園風景のこれから
著者等紹介
山森芳郎[ヤマモリヨシロウ]
1940年生まれ。東北大学大学院修士課程修了。東京工業大学助手、(社)農村生活総合研究センター主任研究員、共立女子短期大学教授を経て、共立女子学園名誉教授。工学博士(東京工業大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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