内容説明
本書は、堆積学発展の流れのなかで堆積学を解説したものである。地球科学の基礎科学として堆積学が発展した過程を追いながら自然に堆積学の学問体系を理解できるような記述となっている。
目次
1 堆積学とその位置づけ
2 堆積学前史―地質学と層序学の発達
3 地層の見方の発展
4 堆積岩石学の発達
5 地層学の発達
6 堆積学の成立
7 海洋底研究と堆積学
8 日本の堆積学
9 21世紀の堆積学
著者等紹介
岡田博有[オカダハクユウ]
1933年大分県生まれ。1956年九州大学理学部地質学科卒業、1961年九州大学大学院理学研究科博士課程地質学専攻修了、理学博士。1972‐76年鹿児島大学教養部教授、1976‐88年静岡大学理学部教授、1988‐97年九州大学理学部教授。1997年より応用地質株式会社顧問。元日本地質学会会長、元堆積学研究会代表
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