内容説明
本書では、地理的空間の1つである都市空間において、そこに生活する人々が空間をどのように認知し、どのように行動しているかを探求した。都市空間を対象とする行動地理学の研究書である。
目次
本書の視覚と要旨
第1部 都市空間における認知(距離の認知(理論研究;名古屋市の事例)
地名の認知―福井県武生市の事例
空間認知の発達)
第2部 都市空間における行動(外出行動パターン―名古屋市の事例;滞留人口の時空間構造―名古屋市の事例;都市のデイリー・リズム―東京大都市圏と名古屋大都市圏の事例)
第3部 都市空間における認知と行動(行動地理学の歴史と未来;都市行動モデルと空間概念;ケヴィン=リンチの都市論)