内容説明
本書は多様性の中にも統一性をもつ岐阜県の姿を、主な市町村について地形図から読みとろうとしたものである。その場合、現行地形図のみならず明治期の旧版地形図と対比することによって、地域の変貌をとらえようとした。いうならば「地形図に歴史を読む」という視座から企画したものである。
目次
古くて新しい県都―岐阜市北部
埋もれた歴史的都市―岐阜市南部
輪中の城下町から中核工業都市へ―大垣市
黒ボクの台地開発―各務原市
美濃焼の陶都―多治見市
亜炭の町から住宅都市へ―可児市
日本のゾーリンゲン―関市
古窯のふるさと―土岐市
観光都市の山都―高山市
在町から新幹線岐阜羽島駅―羽島市〔ほか〕