目次
産業地理の基礎論(産業地理;産業立地論;産業集積;地域経済の発展)
従来型産業(産業と自然;加工型産業;サービス産業)
産業の変化(ルーラル地域の産業変化;都市地域の産業変化;産業と社会変化;産業変化と観光)
産業地理の新潮流(グローバリゼーション;創造産業;プラットフォームと産業;産業と環境)
著者等紹介
藤塚吉浩[フジツカヨシヒロ]
大阪公立大学大学院経営学研究科・商学部
立見淳哉[タテミジュンヤ]
大阪公立大学大学院経営学研究科・商学部
山本匡毅[ヤマモトマサキ]
成城大学社会イノベーション学部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
3
古典的理論からテレワークや地域アートまで多彩なテーマを見開きで解説。渡辺幸男による山脈型社会的分業構造論では,二次以下の下請企業が発注企業との間で自立的な取引関係を結べる構造を示した。アニメ制作ではハードディスクによる物流が主流であったため,会社間の近接が重要だったが,低賃金労働の影響もあり地方の製作会社も増加。板金関係やメッキ工場が多かった白金は,地下鉄開通を契機にジェントリフィケーションが発生し,コミュニティが崩壊する一方,高層共同住宅や超高層オフィス棟や外資系企業が増え高級住宅地になった。2025/08/18