巡礼の文化人類学的研究―四国遍路の接待文化

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巡礼の文化人類学的研究―四国遍路の接待文化

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  • サイズ A5判/ページ数 457p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772241182
  • NDC分類 186.9
  • Cコード C3014

内容説明

「巡礼」とは何か。とくに四国遍路についていえば、「遍路」とは何なのか―。本書で目指したのは、弘法大師ゆかりの札所寺社を巡拝する者という一般的な理解を超えた、もうひとつの遍路像への接近である。

目次

序章 研究の目的と方法
第1章 巡礼研究の展開と課題
第2章 四国遍路の歴史的変容―民衆参加型巡礼システムの確立と変遷
第3章 巡礼空間の認識論的再考―四国遍路の歴史人類学的考察から
第4章 まなざしの構築学―正統性・境界性・異質性
第5章 四国遍路のターミノロジー―接待の実践とヘンドの解釈学
第6章 響振する苦しみ―ある女性遍路にみる〈救い〉の構築プロセス
結論 四国遍路の日常的実践としての接待

著者等紹介

浅川泰宏[アサカワヤスヒロ]
1973年生まれ。博士(社会学、慶應義塾大学)。専攻は文化人類学、民俗学、宗教学。2000年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2003年、慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、明治大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

8
四国遍路を、巡礼者=巡る人による非日常的行為としてではなく、巡礼者を迎える側=「巡られる」人にとっての日常の意味から検討した一冊。札所と巡礼道という点と線だけでなく、帯状に広がる「乞食圏」という空間モデルの提唱や、近代化にともなう正統的な「オヘンロサン」と乞食としての「ヘンド」の分離と排除の問題など、重要な指摘が多々ある力作です。2019/06/23

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