内容説明
韓国企業と日本企業のアジア進出を事例に、企業内ネットワークからみた韓国とアジア、日本とアジアの都市間結合と、そこで展開されているアジアの国際的都市システムの構造を考える。そこでは高次階層の都市ほど相互に結合を強化するとともに、低次階層の都市を支配する垂直的システムが成立している。さらに、韓国とアジア、日本とアジアの国際的都市システムにおいて、上位レベルの都市間結合が、もはや一つの点ではなく、広い面積を有し、多角化した大都市圏地域間結合として位置づけられることを解明する。
目次
第1章 序論(研究課題と先行研究;分析視角と方法)
第2章 韓国企業のアジア進出からみた韓国・アジア間の国際的都市システム(韓国企業の東アジア進出からみた国際的都市システム;韓国企業の東南アジア進出からみた国際的都市システム ほか)
第3章 日本企業のアジア進出からみた日本・アジア間の国際的都市システム(日本企業の東アジア進出からみた国際的都市システム;日本企業の東南アジア進出からみた国際的都市システム ほか)
第4章 結論(知見の整理;展望と課題)
著者等紹介
朴チョン玄[パクチョンヒョン]
1969年韓国・釜山生まれ。1994~1996年東京大学大学院理学系研究科修士課程。1996~1999年同博士課程。1997~1999年日本学術振興会特別研究員。1999年大東文化大学国際関係学部専任講師。2000年博士(理学)、東京大学。2002年大東文化大学国際関係学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- はつ恋