目次
地理学における環境問題研究の流れ―人文地理学分野を中心に
1 問題の明確化(長良川河口堰―水質源開発の問題点を突く;瀬戸内の環境問題の調査研究―データ収集・分析から提言・交渉へ;循環型社会をめぐる問題―自動車リサイクルのフィールド調査を題材に ほか)
2 行動と調査研究(裁判の原告になる―長良川河口堰住民訴訟;各種委員会への参加と環境学習の取り組み;環境運動の地理学的研究―市民活動の可能性と課題を探る ほか)
3 問題提起(環境問題における「専門家」とは何か;場と準拠枠の共有―琵琶湖研究の経験から;地域および地球規模の環境問題解決にむけて―自然地理学分野を中心に)
著者等紹介
伊藤達也[イトウタツヤ]
1961年生まれ。金城学院大学現代文化学部
浅野敏久[アサノトシヒサ]
1963年生まれ。広島大学総合科学部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。