出版社内容情報
日本が火山国であるが故に世界に先がけて発達した「火山灰編年学(テフロクロノロジー)」のすごさ面白さを知ることができる。考古学に関心がある人は必読である.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』359頁、より)
目次
1 火山噴火と環境
2 上州の火山噴火の歴史
3 考古遺跡にみる上州の火山災害
4 浅間天明の噴火の推移と問題点
5 東国古代を変えた浅間天仁の噴火
6 古墳時代におこった榛名山二ッ岳の噴火
7 火山噴火の年代と季節の推定法
8 赤城火山の生い立ちと将来の噴火
9 近世の北海道を襲った火山噴火
10 旧石器時代と縄文時代の火山災害
11 火山噴火が生態系に及ぼす影響
12 火山噴出物に立ち向かう土木技術