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マレーシアの都市開発―歴史的アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772214575
  • NDC分類 332.239
  • Cコード C3033

内容説明

発展途上国の都市研究には特別の難しさがある。というのは、これらの主要都市は植民地管理の拠点として宗主国によって計画的に作られた場合が多く、都市形成の歴史は複雑で多様である。さらに独立後の各国は、植民地時代からの継続で国民経済の開放性は日本よりも大きいものがある。このような国家の都市研究には困難な点が多い。そこで、発展途上国の都市研究の方法論を検討するのが本書である。

目次

第1部 植民地化の進展:国家枠の形成(海峡植民地の成立;マラヤ連合州の形成)
第2部 工業化と都市化(地域統合の推進;外資依存の工業化;都市化の進展)
第3部 首都圏の整備(クアラルンプル都市圏の形成;クアラルンプル都市圏の流通再編)
第4部 新国際化のインパクト(東南アジアの大都市成長;半島マレーシアとシンガポール)
第5部 消費社会化と都市再編(消費者運動と地方都市;都市計画と都市政策)

著者等紹介

生田真人[イクタマサト]
1952年生まれ。鹿児島大学法文学部卒、大阪市立大学大学院文学研究科中退。東京都立大学理学部、大阪市立大学経済研究所、マラヤ大学客員研究員を経て、現在、立命館大学文学部教授。専門は経済地理学
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