微小地形による活断層判読

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  • サイズ B5判/ページ数 206p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784772214162
  • NDC分類 454.4
  • Cコード C3044

内容説明

本書は日本の逆断層型活断層を対象に、微小断層変位地形の発達状態を精査して、その活動履歴や地表における逆断層変位の進展過程を解明しようと試みたものであり、活断層研究の新たな展開期にあたって、変動地形学的研究の重要性を実証することを目的としている。

目次

1 極新期逆断層変位地形の諸相
2 古地震断層とその認定
3 極新期地表変位の位置とその変化
4 地表変位線の見かけの前進
5 活断層帯の時空的変化
6 inversion tectonicsの変動地形学的考察
7 thrust‐front migration現象と逆断層型地表変位形態
8 活断層の活動史を読む

著者等紹介

東郷正美[トウゴウマサミ]
1944年滋賀県生まれ。1967年法政大学文学部地理学科卒業。1973年法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻博士課程単位取得退学。現在、法政大学社会学部教授。博士(文学)。専門は自然地理学(変動地形学)。おもな著書は、『日本の活断層―分布図と資料―』・『新編・日本の活断層―分布図と資料―』(共著、東京大学出版会)、『近畿の活断層』(共編著、東京大学出版会)など
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