目次
トルコの都市とイスラーム都市
第１部 アンカラの都市形成史（オスマン時代の都市構造；ムスタファ・ケマル・パシャとアンカラ；首都計画と都市形成）
第２部 アンカラの都市政策と公共サービス（トルコの都市と政治；住宅供給に関する諸問題；都市問題の諸相；商業の二極化と二重構造）
第３部 アンカラの空間認知と住市居住（居住地選好と都市空間構造；アンカラにおける大学生の認知地図；市民の災害イメージと居住生活）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cebecibaşı
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トルコ研究者ではない都市研究者と都市研究者ではないトルコ研究者による論集。分析手法と問題提起からして疑問を感じるものや、何を目的として行なっているのかよくわからない論文ばかりであった。都市を内部から検証せず、外部から空間構造を眺めただけのような研究ばかりで「トルコの都市には人が住んでいないのだろうか」と錯覚してしまうようなこともしばしば。これを除いてトルコの都市を題材にした本は他にはあまりないが、あまりにもお粗末。2016/06/08
