出版社内容情報
子だぬきポン吉は、化けるのが下手で怒られてばかり。ある日、ふて寝をしているポン吉の背中を、オオカミがコロッケと間違えて…!!子だぬきのポン吉は、つきなみ山に古くから続く「たぬばけ道場」の跡取り息子。でも、化けるのがへたで、ひげやしっぽが残ってしまい、毎日怒られてばかり。そんなある日、丸まってふて寝をしていたポン吉の背中を見て、腹ぺこのオオカミがコロッケと間違えてかぶりつき……!!
無邪気なポン吉と、ぶっきらぼうだけど優しいオオカミ。でこぼこコンビがくり広げる、コロッケをめぐるかわいらしいお話。
ななもりさちこ[ナナモリサチコ]
著・文・その他
こばようこ[コバヨウコ]
イラスト
内容説明
化けるのがへたで、しかられてばかりのポン吉。ある日、昼寝をしているポン吉を見て、腹ぺこのオオカミがコロッケとまちがえてかぶりつき…!小学校1・2年から。
著者等紹介
ななもりさちこ[ナナモリサチコ]
1961年、東京生まれ。日本大学文理学部国文学科卒。在学中は、落語研究会の活動に励む。デザイン会社勤務の後、立体イラストレーターとなる。カルチャーセンターで、ときありえ氏から童話の創作を学ぶ
こばようこ[コバヨウコ]
1972年、東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
62
児童書。幼年読み物▽つきなみ山のあるポン吉の家は「たぬばけ道場」で、ポン吉は38代師範になれといわれている。けれどもポン吉は化けるのが上手ではなく、しかられてばかりいる。いじけて丸まって寝ていたら、オオカミに背中をかじられた。オオカミはポン吉をコロッケと間違えたようだ。オオカミとポン吉は、町へ出て、コロッケ屋を探して店先のコロッケに食いついた。店のおばさんに捕まり、ポン吉は店のお手伝いをすることになる▽ポン吉かわいい。間抜けなオオカミもいいやつでした。2018年刊2024/02/16
papapapapal
32
ちっちゃい人用の一人読み本。化けるのが苦手なこだぬきポン吉と、ほんとはビビリのオオカミのおじさんが、町まで「まつちやんのころけ」を探しに行くお話。道ゆくおじいさんもコロッケ屋の店主も、程良い具合に優しい!じゃがいもがあんまり好きじゃなかったポン吉が、上手くコロッケに化けたじゃがいもに向ける尊敬の眼差しも良い! こーゆー本をたくさん読ませたいなぁ。あつあつのコロッケが食べたくなる〜♪2020/01/23
なななお
25
こぐまのどんどんぶんこ、追っかけ7冊目。子狸ポン吉の家は、子狸達に化け方を教える『たぬばけ道場』。でもポン吉は化けるのはあまり得意じゃありません。ある日、山のバス停の紙袋に入った忘れ物はとてもいい臭いがして、匂いを嗅ぎつけた狼が寄ってきました。中身を頂いた狼は、その美味しさにもっと食べたくなり…狼と子狸の面白コンビが、繰り広げる冒険のお話。『こーろーけー』も、確かに化けてますね(^^)2022/04/02
Mer
15
こぐまのどんどんぶんこ、2冊目に選んだのは「こだぬきコロッケ」。子狸のポン吉は代々続くたぬばけ道場の跡取り息子。実は化けるのが下手で、毎日怒られてばかり。そんなある日、コロッケと勘違いしたポン吉にかぶりついた腹ぺこオオカミ。美味しいコロッケを求めて一緒に冒険に出掛けます…といったお話( ¨̮ ) 怖がりで心配性なオオカミと気ままなポン吉の姿に、笑みがこぼれます。コロッケ屋のまっちゃんも優しくて、今夜はコロッケが食べたい〜!!と思った夕方。(明日は絶対にコロッケにしよう)2022/04/11
杏子
14
こぐまのどんどんぶんこ一気読み。化けるのがまだ苦手な子だぬきポン吉。冷蔵庫に化けるのもへたで、いつもヒゲがそのまま、冷蔵庫の中身が毛だらけであったかくなってしまう!そんなポン吉はある日オオカミにコロッケと間違えてがぶりと噛みつかれた。オオカミといっしょに美味しいコロッケを探しに町へいくが!という楽しくてあっという間に読み終えちゃうお話だった。まっちゃんのコロッケ食べたくなった。2021/01/01
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