内容説明
深い友情で結ばれた二人による“子どものための詩の本”。
目次
歌って踊って
自然の中で
古い木々と人々
町の音楽家
神話と不思議な国
家へ帰る時間
著者等紹介
リーヴズ,ジェイムズ[リーヴズ,ジェイムズ] [Reeves,James]
1909‐1978。イギリスの詩人、作家。ケンブリッジ大学卒業。教職を経て、詩人として活躍する。また、伝承文学や古典の再話、それらを元にした創作をはじめ、子どものための詩やお話のアンソロジーの編纂を手がけ、児童文学に大きな貢献をした
アーディゾーニ,エドワード[アーディゾーニ,エドワード] [Ardizzone,Edward]
1900‐1979。イギリスを代表する絵本作家、挿絵画家。ベトナムで5人きょうだいの長男として生まれ、5歳でイギリス東部の海辺の町、イプスウィッチに移る。そこでの少年時代の体験が、代表作『チムとゆうかんなせんちょうさん』(福音館書店)に生かされ“チムシリーズ”が生まれた。1956年、ケイト・グリーナウェイ賞受賞
間崎ルリ子[マサキルリコ]
1937‐。長崎市に生まれる。慶応義塾大学図書館学科卒業。シモンズ・カレッジ図書館学修士課程修了。ニューヨーク公共図書館勤務を経て、1968年から2015年3月まで神戸市で鴨の子文庫を主宰。現在兵庫県子どもの図書館研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あずきずき
5
ジェイムズ・リーヴズの詩は 初めてでした。6つのカテゴリーに52の詩が編まれています。 訳者の間崎ルリ子氏の訳が、口にのりやすく、声に出して読みたくなる詩が何編かありました。アーディゾーニの挿絵も素晴らしい。手に入れて よかった。2015/09/06
mayuri(Toli)
3
この一冊の詩集だけでも、リーヴスの紡ぐ言葉は様々な表情を見せます。 自然を観察した美しい歌、人物を題材にしたユーモラスな歌、音楽を題材にした明るい歌、神話を題材にした神秘的な歌などです。 翻訳者の訳もとても良く、訳詩ですがリズミカルで、思わず声に出して読みたいものも多くありました。実際に声に出して読んだものも在ります。 想像の翼をはばたかせた、ファンタジー小説の一節いっても良いような、情景の鮮やかに浮かぶ言葉たち。それがリーヴズの持ち味といえるように思いました。2019/04/08
あお
2
美しい詩とユーモアのある詩。読んでて楽しかった。2021/11/26