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内容説明
イザナキとイザナミの国生み、スサノオとヤマタノオロチ、稲羽の白ウサギ、海幸彦と山幸彦、ヤマトタケルほか、泣き、笑い、冒険もすれば、恋もする神さまたちの物語10篇。読んであげるなら小学低学年から/自分で読むなら小学中学年以上。
目次
国のはじまり―イザナキとイザナミ
天の岩屋―高天の原のアマテラスとスサノオ
スサノオとヤマタノオロチ
稲羽の白ウサギ
オオナムジ、根の堅州の国へ
オオクニヌシの国づくりと、小さな神スクナビコナ
オオクニヌシの国ゆずり
地上に降りた神―コノハナノサクヤビメとイワナガヒメ
海幸彦と山幸彦
ヤマトタケル
著者等紹介
三浦佑之[ミウラスケユキ]
1946年三重県生まれ。立正大学文学部教授、千葉大学名誉教授。古代文学・伝承文学専攻。2002年に出版された『口語訳 古事記』(第1回角川財団学芸賞受賞・文藝春秋)、『村落伝承論』(第5回上代文学会賞受賞・五柳書院)、『古事記を読みなおす』(第1回古代歴史文化みやざき賞受賞・ちくま新書)等、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラルル
26
現代の価値観で読むとなかなかどうして、男の神々がロクデナシ過ぎ(笑) 読み聞かせ本ですが、子供にはちょっと難し過ぎる気がします2016/07/27
ぱりぱり
24
神話はとても興味深いんだけど、人物の名前が覚えられなーい。2019/06/14
ゆき
22
子ども向けに書かれているので、とても読みやすく面白かったです。ただ、朗読はできてもこれを語るのはとても難しそう。覚えきれる自信がない2019/03/02
しーまま
17
児童書なので、とても読みやすくてよいです。いつか古事記を読んでみたいものです。2015/09/27
shoko
16
日本の神話絵本シリーズでは、5-6巻の間の物語がすっぽり抜けているので、こちらで全体の流れを補おうと思った。とっても面白かった!神話を読んでいると、ほかの日本の物語が彷彿とされて、世代を超えて受け継がれるものに思いを馳せた。例えば、男女関係は源氏物語の世界観を彷彿とさせられる(領土を広げるための方法論として、有力者の娘を嫁にもらう、結果としての一夫多妻制が長らく有効だったのかな?)。また、滅ぼされた側のオオクニヌシの語りに重きを置く、鎮魂の語りからは平家物語がちらついた。2023/08/26