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エドワード・アーディゾーニ 友へのスケッチ

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  • サイズ A5変判/ページ数 142p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784772190343
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0098

内容説明

20世紀を代表する絵本作家、エドワード・アーディゾーニが、家族や友人に贈った手紙には、すばらしいスケッチや水彩画が描かれていました。わけても、従軍画家としてイタリア、エジプト、北アフリカなどを旅した手紙には、その土地の人々の生活が生き生きと描かれています。手紙のほかに、旅日記『船上の休日日記』、『ディエップへの船旅』、オペラ鑑賞の一日を描いた『グラインドボーンの一日』、そして空想上の手紙『スノッドグラスへの手紙』も収めました。彼の人柄や生活、交友関係などを物語るこれらのスケッチは、どれも彼独特のユーモアと深い愛情にあふれています。絵本とはまた違ったアーディゾーニの素顔を発見することができるでしょう。

目次

1935年‐1949年の手紙から
船上の休日日記(1951年)
1950年‐1953年の手紙から
水彩画(1944年‐1975年の手紙から)
ディエップへの船旅―抜粋(1951年)
1954年‐1959年の手紙から
グラインドボーンの一日(1960年)
1962年‐1976年の手紙から
スノッドグラスへの手紙(1960年‐1968年)

著者等紹介

アーディゾーニ,エドワード[アーディゾーニ,エドワード][Ardizzone,Edward]
イギリスを代表する絵本作家。1900年生まれ。事務員として働いた後、1926年、プロの画家として独立。1940年には、公式の従軍画家に任命される。1956年、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。1970年、ロイヤル・アカデミー会員に選ばれる。代表作『チムとゆうかんなせんちょうさん』(福音館書店刊)の絵本をはじめ、挿絵画家としても高い評価を受けており、数多くの美しい本を残している。1979年11月没

テイラー,ジュディ[テイラー,ジュディ][Taylor,Judy]
英国のボドリー・ヘッド社で児童書の編集に携わる。自身で執筆した絵本も数冊ある。1971年、長年の児童書編集の功により、大英帝国勲爵士勲五等を受ける。ビアトリクス・ポターの研究家としても知られ、ポター・ソサイエティの代表もつとめる

阿部公子[アベキミコ]
1948年、神戸市に生まれる。上智大学文学部英文学科卒業。現在は、(財)東京子ども図書館勤務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュシュ

15
アーディゾーニが家族や友人に送った挿し絵つきの手紙や日記。奥さんと息子と3人でボートで川を旅した『船上の休日日記』が特に好き。アーサーランサムの物語を思わせる。全体を通してユーモアがあって、ページをめくるたびに心がなごんで、楽しかった。2015/09/07

ぱせり

9
クスッと笑ってしまうユーモア、受け取り手への愛情のこもった手紙を満喫しつつ、気になって仕方がないのは、訳者あとがきに書かれていた、テイラーさんのお家を訪問したときのこと。「…お家中の壁を埋め尽くしたアーディゾーニやシェパードの原画…」とあるのだ。なんということ。用がなくても、ぜひとも訪問したいお家ではないか。 2012/11/05

ぼんくら

8
アーディソーニが友や家族にあてた手紙の数々。こんな手紙がもらえるなんてうらやましいな。おじいちゃんはで始まる孫宛の手紙に、なんだかあったかい気持ちになりました。2012/11/22

ロピケ

5
アーディゾーニの線をザッザと引いた感じの絵がとても好きになり、この本は手紙に添えられた個人的な絵だけに、挿絵の時よりザザッと感がより出ているのかもしれない。こんな素敵な手紙を受け取ったら、誰だって読み終わって捨てるような事はしないだろう。この本の編者が手紙を集めている時、どんどん集まったのも分かる気がした。いとこのクリスチアナ・ブランドへのお見舞いの手紙に描いた絵は、二人の冗談好きと遠慮のない間柄を伝える。アーディゾーニのワイン好きや家族への愛情深さもうかがい知れて、穏やかな気持ちになります。2012/10/13

lorca

2
英国を代表する絵本作家とのこと。もし自分が海外を旅する友達からしゃれたスケッチの入った手紙をもらったらどんなに楽しいだろう、嬉しいだろうと思わせてくれる本。随所に愛情溢れる描写がうかがわれその人となりが理解できる素敵な大人の為の絵本。私に絵心があれば私もぜひ手紙とともに描いてみたいな。 2011/06/01

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