内容説明
ごろりーんごろりーんねこはすきなばしょでごろりーん。のびーんと伸びたり、がりがりしたり、ぺちゃぺちゃ食べたり、すっぽりはまったり。どこまでも自由でしあわせそうなねこ。子どもたちも一緒に、ごろりーん、のびーん、ぴとーん。
著者等紹介
石津ちひろ[イシズチヒロ]
1953年愛媛県生まれ。絵本作家、詩人、翻訳家。3年間のフランス滞在を経て、執筆に従事。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞
松田奈那子[マツダナナコ]
1985年北海道生まれ。画家、絵本作家。絵本作品に、『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)、『やさい ぺたぺた かくれんぼ』などの造形遊びのシリーズ(アリス館)、『みつけてくれる?』『どたんばたん おるすばん』(あかね書房)、『こびん』「うたのすきなねこ ララとルル」シリーズ(風涛社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶち
108
[にゃんこまつり2021] 表紙のダンボール箱からのぞいている猫の表情がたまらなくかわいいです。 この絵本には、よく遊び、よく食べ、よく眠る猫の仕草がいっぱい。 ごろりーん、のびーん、がりがり、くるくる、びたびた、ぺちゃぺちゃ...色鮮やかな猫の絵に添えられた擬声語、擬態語がまた嬉しくなっちゃうくらい猫の仕草にピッタリなんです。絵がなくても、この音だけで猫がどんな仕草をしているか、簡単に想像できちゃいます。 伸びやかな線で描かれた猫は、ほんとうに幸せそうです。2021/02/19
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
52
猫の行動と、それをオノマトペで表現。猫あるあるで、飼い猫だった歴代の子達を思いながら癒されました。シンプルな絵だけど、ゆったりとした猫らしさを感じました。2021/04/21
ぶんこ
48
本の中の猫ちゃん、甘えん坊で可愛い。どれも猫あるある。我が家の19歳猫は「ゴロゴロ」だけが、音が小さくて聞こえない。それ以外は全部あるある。何をしていても可愛い猫ちゃん。癒されました。2022/02/03
k sato
39
猫の自由な生き方に憧れます。大好きな絵本作家・石津ちひろさんの猫作品です。『あしたうちにねこがくるの』や『バレエのおけいこ』などの絵本があります。本作品は猫の行動をオノマトペで表現する面白さを伝えてくれます。四角い箱にスッポリスッポリ。爪とぎガリガリ。主様のお膝でゴロゴロ。最後のページに描かれているのは主様の腕の中で幸せそうに眠る猫。しかし、そこには文字が書かれていません。読者の想像に委ねられているのでしょう。眠っているなら「ぐうぐう」「すやすや」もいいけれど、「むにゃむにゃ」寝言なんてどうかしら。2024/04/14
鴨ミール
33
赤ちゃん向けの絵本。猫がやりそうなポーズと、そのときの様子を表すことば。けっこう猫っていろんな動作をするんだね。2023/07/02