出版社内容情報
日本古来の風土に根ざした妖怪たちを、ユーモアたっぷりに描き続けてきた妖怪界の巨匠・水木しげる先生。その本物の妖怪ワールドが、小さな子にも楽しめる、なぞなぞしかけ絵本になりました!
『家の中の巻』には、子どもたちにも身近な、家にすむ10の妖怪たちが登場します。
収録の妖怪:びんぼうがみ/ばけぞうり/しろうねり/あかなめ/えんらえんら/ごとくねこ/おおかむろ/てんじょうなめ/ばく/ざしきわらし
著者等紹介
水木しげる[ミズキシゲル]
1922年生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受けて、左腕を失う。復員後、紙芝居画家となり、のちに貸本漫画家に転向。1965年、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章、2010年文化功労者を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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澤水月
26
可愛い。左に簡単な妖怪のひらがな説明、右は3分の1ほど折れていてめくるとお馴染みの妖怪がバァ! 素朴な宝箱のようで子供さんプレに◯、縦箱入り。座敷わらしの造形は初めて見た。ごとくねこも初見。水木翁ご高齢もありなかなか新規にプロジェクトのタッグを組むのは難しい中、工夫が見える。女の子の造形に見覚えがなかったので奥付見ると作画は丹治匠さん、アニメや特撮映画の美術監督や自身絵本出されてる方。元々の水木アニメ、実はかなり近年作品も翁が描いていないプロ制なのだからよく再現されていると思う2015/09/15
たまきら
15
「これ読む~!!」水木先生、5歳児の心をしっかりつかんで話しません。 なぞなぞが結構難しいです。オタマさんや我が家に来たことがある人によると、うちにはすくなくとも2種類の妖怪が住んでいるらしいです。古い家だもんね。2016/10/01
ツキノ
5
妖怪といえば水木しげるさん。妖怪ウォッチファンの子どもたちに親しんでもらいたいなぁ。本家本元も知らないとね。とはいえ、わたしも妖怪の名前に詳しいわけではないので、だからこそおもしろかった。小さい子向け。2015/07/19
spatz
2
左側になぞなぞとして妖怪の説明、右ページがぱたんと折れるようになっていて、広げると答えとしてその妖怪の絵となまえが描いてある。こどもがたのしく(ドキドキ?)読める作りになっている。山里の巻もある。2015/08/12
チタカアオイ
0
【図書館】2015/09/10
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