グリムの昔話 くまの皮をきた男

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784772102070
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

スイスの代表的な画家ホフマンは、『おおかみと七ひきのこやぎ』など、美しいグリムの昔話絵本を残しています。それらは、もともと自分の子や孫に愛情をこめて贈った手描きの絵本で、のちにホフマン自身が石版画に起こし、出版したものです。この『くまの皮をきた男』は遺作となり、手描きの絵本を原稿にしてスイスで刊行されました。その手描きの絵本を今回、新たに製版し、日本の子どもたちに届けます。

著者等紹介

ホフマン,フェリクス[ホフマン,フェリクス][Hoffmann,Felix]
1911‐1975。スイスに生まれる。ドイツでイラストレーション、木版画、石版画、銅版画などを学び、のちに故郷のアーラウに戻って、イラストレーションや挿絵、版画の仕事に携わる。その傍ら、教会や市庁舎、学校に美しいステンドグラスや壁画の作品を数多く残し、それらは今でも故郷の人々に親しまれている

佐々梨代子[ササリヨコ]
1927年生まれ。1960年から石井桃子氏主宰のかつら文庫に勤務の後、東京子ども図書館の設立に関わり、長く常務理事を務めた。同館理事長に松岡享子氏らと共に、おはなしを覚えて語る“ストーリーテリング”の先駆者として、自ら子どもたちに語りつづけると共に、各地で講師として、語り手の養成にも携わる

野村〓[ノムラヒロシ]
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授。口承文芸や児童文学を含めた、広い意味のドイツ文学が研究の対象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ@いつも心に太陽を!

18
これ一種のシンデレラストーリーにもなるよね?悪魔と取引してくまの毛皮を着せられた若者が主役だけれど、ラストは“くまっ皮”の見かけに惑わされなかった心清らかな娘と結ばれて幸せになるのだし。私はこの味わい深い絵も含めて、好きな話だな。若者も、よく7年間耐えた!!えらい!!2013/02/16

こどもふみちゃん 

14
ほう~~~。グリムの昔話だな~と感心。読了後、『面白かったね~(^O^)』息子達。なかなか読みごたえのある本で、5・6・7・8・9歳向けくらいかな。読み聞かせ5~10分。結構お勧め。2013/03/20

紅花

13
ちょっと展開として分かりにくい、理解出来ない部分もあった。だけど、悪魔との約束やくまっ皮の身なりなど、子供たちには面白い世界だったみたい。また、3姉妹の振る舞いに、昔話によくある「見かけにとらわれない、心を大切にする」と言うことを感じて子供たちは楽しめた様子。やや長め、言葉も難しめなので、小学校中学年以上。2014/11/19

ume 改め saryo

13
うーむ。。。グリムは何を伝えたかったのだろう???  7年もくまの毛皮を着て、風呂も入れず、髪も切れないなんて絶対無理だな(笑) 3日でねを上げますね(笑)(^0^)2012/09/21

ナハチガル

12
ホフマンは外れがないなあ。タッチの分かるライン、ささっと筆を走らせたような色使いのイラストがすばらしい。クライマックスの正体の明かし方がいかしてます。つけたしのような最後の一コマも、予定調和に終わらない、「作品」や「商品」ではなく「昔話」らしくて、味があります。満点。A++。2016/07/06

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