内容説明
スイスの代表的な画家ホフマンは、『おおかみと七ひきのこやぎ』など、美しいグリムの昔話絵本を残しています。それらは、もともと自分の子や孫に愛情をこめて贈った手描きの絵本で、のちにホフマン自身が石版画に起こし、出版したものです。この『くまの皮をきた男』は遺作となり、手描きの絵本を原稿にしてスイスで刊行されました。その手描きの絵本を今回、新たに製版し、日本の子どもたちに届けます。
著者等紹介
ホフマン,フェリクス[ホフマン,フェリクス][Hoffmann,Felix]
1911‐1975。スイスに生まれる。ドイツでイラストレーション、木版画、石版画、銅版画などを学び、のちに故郷のアーラウに戻って、イラストレーションや挿絵、版画の仕事に携わる。その傍ら、教会や市庁舎、学校に美しいステンドグラスや壁画の作品を数多く残し、それらは今でも故郷の人々に親しまれている
佐々梨代子[ササリヨコ]
1927年生まれ。1960年から石井桃子氏主宰のかつら文庫に勤務の後、東京子ども図書館の設立に関わり、長く常務理事を務めた。同館理事長に松岡享子氏らと共に、おはなしを覚えて語る“ストーリーテリング”の先駆者として、自ら子どもたちに語りつづけると共に、各地で講師として、語り手の養成にも携わる
野村〓[ノムラヒロシ]
1925年生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。東京外国語大学名誉教授。口承文芸や児童文学を含めた、広い意味のドイツ文学が研究の対象(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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