内容説明
「ぼくも、水くみにいく!」小さなラーシアは、お姉ちゃんのヌンのあとを追って、かけだしました。タンクに入った水はとっても重いんですけどね…、ラーシア、だいじょうぶ?「ぼく、できるもん」「ぼく、おおきいもん」と、一生懸命背伸びをしてやってみる小さな背中には人の役に立つ喜びと好奇心があふれています。ラーシア、がんばれ。
著者等紹介
安井清子[ヤスイキヨコ]
1962年、東京都生まれ。国際基督教大学卒業後、NGOスタッフとして、タイの難民キャンプやラオスで、子ども図書館活動に携わる。現在は、山の村の図書館活動を支援しながら、モンの民話、口頭伝承、生活文化の記録に携わっている。ラオス山の子ども文庫基金代表。ラオスのビエンチャン在住
砂山恵美子[スナヤマエミコ]
1968年、青森市浅虫温泉出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。米国ワシントン州立大学ファインアーツ科に留学。現在は、QK unitで、イラストと絵本を中心に仕事を展開中。東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
13
ラオスの北方の山村での実話を元にしたお話。子どもたちの手伝いは手伝いとはいいながら、大切な労働力。自分のできることを責任を持ってすることで、家族の生活が成り立っていることを子どもたちはよくわかっている。安井さんのあとがきにあることばに胸打たれる。小さな子どもたちは上の子たちのすることをまねることで、仕事を覚えていく。小さなラーシアの精一杯の手伝いがいじらしくて胸が熱くなった。2015/05/20
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/10/09
ちび
0
40p2023/07/10
ゆたか
0
5歳0か月。写真を見て「これ本物!?」と驚いていた。2018/02/01
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- 和書
- 黒沢明のいる風景