内容説明
すえっこの“ぴいた”は、からだは小さいけれど、元気で好奇心いっぱい。はじめて父さんと遠出をした日、まわりの景色や出合う動物たちに夢中になっているうちに、迷子になってしまいます。やさしく、ときに厳しい自然に出合いながら、動物たちのドラマを見つめてきた作者が、はじめて描いた絵本です。
著者等紹介
こばやしえりこ[コバヤシエリコ]
小林絵里子。1970年、東京都三鷹市生まれ。幼少の頃から動植物に興味をもち、絵を描きはじめる。自然のドラマや季節の移ろい、生きものたちのたくましく生きる姿に魅せられて描きつづけている。普段は、自然観察をもとにタブロー画を描いている。国内外での展覧会活動のほか、イラストレーターとしても活動している。2006年には、カナダに本拠を置くネイチャー・アーティストグループ「Artists for Conservation」のメンバーとして認められた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
兄弟と比べて体は小さいけれど元気いっぱいのぴいた。初めての遠出で迷子になってしまい…。カイツブリのひなのおはなし。2023/04/04
いっちゃん
5
よくありがちな話だけど、まぁ、それだけに間違いもない2014/10/18
遠い日
3
かいつぶりのぴいたの初めてのおでかけ。きょうだいと、おとうさんといっしょに池をめぐるうちに、ぴいたが出会ういろいろなこと。かわいく、ほのぼのだけの本ではなかった。生き物についてまわる「生きのびる」ための知恵や行動が、必要だということをきちんと説く。危険と常に隣り合わせのぴいたたち。がんばれ。2013/11/14
たーchan
0
1年生から3年生まで読み聞かせ。すっかり話の中に入り込んだ感じで、「だめだめ、そっちに行っちゃあ」とか、目をつぶってしまう子、いい感じの反応でした。読み聞かせの最後も拍手とかしない取り決めにしていますが、そういえば、どのクラスも この話で終わったときは、読み終えたときに思わず拍手をしていたような…。春の読み聞かせにピッタリでした。2015/05/17
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