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内容説明
箱舟にのってあの大洪水をのがれたノア一家と動物たちは、いったいその後、どうなったのでしょうか。水がひき、舟を降りた彼らは、最初の年月を、どうして暮らしていたのでしょう。前作『ノアの箱舟』でおう盛な想像力をはたらかせ、箱舟の中での生活を描いたガイサートが、今度は、ノアたちのその後の日々を生命にあふれた輝かしい日々として描いたのが、この絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつ
37
前作モノクロ、今作カラー。夢はモノクロ、カラーは2、3年毎。なので勝手にレア感。大洪水の後、気付けば人も動物も増えに増え大大大家族に。各々の知恵や能力、工夫と協力が集結すれば、何だってできる。何だってやれる。そう、それは『豊か』になること『幸福』だということ。だけど地球の大きさは変わらない。生きる物が増えても、生きる場所(地上)が増えることは無い。雨が降ると思い出す。苦労と恐怖のあの日々を。神は今、何をお考えだろうか…私達は今、何を考えるべきだろうか…希望の印である虹はこれからも姿を見せてくれるだろうか…2025/09/05
ケ・セラ・セラ
23
箱舟の中での生活を描いた前作『ノアの箱舟』からの続編。大洪水のあと舟から地上に降りたノア一家も含め、つがいから増えていった動物たち。さまざまな動物たちが協力し合い、木を植え、穀物を育てる。ますます増えていく子どもたち。やがてまた動物たちでいっぱいになる生命力溢れる世界。雨のあとには虹がかかる。再び大洪水が起こることのない、争いごとのない世界でありますように。2025/08/15
魚京童!
13
なんか変。2018/04/29
Cinejazz
12
〝神のお告げを聞いたノアが、地上のすべての動物を乗せた箱舟で、あの大洪水を逃れ、アララト山に漂着した。水がひき、箱舟を降りたノア一家と動物たちは、最初の年月をどうして暮らしていたのか?…〟この大疑問に答えた銅版画家<ア-サ-・ガイサ-ト>が、生命あふれる輝かしい日々として描いた、希望に向かって歩み始める絵本。2025/07/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『ノアの箱舟』の続編。雨が止んで水がひくと、高くそびえるアララト山の上に取り残される舟。ずっと留まるわけにいかず山を下りることに。人間も動物たちもちからを合わせて働く。長い月日が経ち、地上はまた生きものたちでいっぱいになった…。2022/10/12