内容説明
詩人ケネス・レクスロスに代表される対抗文化から世界を見直す。
目次
序章 英文学研究の過去・現在・未来―研究領域の拡大をめざして
第1章 ハイ・モダニズムの後で
第2章 近代日本の運命と対抗文化
第3章 メディアを越境する現代詩―対抗文化の担い手たち
第4章 カルフォルニアのケネス・レクスロス―「昆虫学者はカブトムシではない」
第5章 レクスロスのラジカリズムと日本文化
第6章 九・一一以降のアメリカ現代詩
第7章 パンクと身体
第8章 グローバリズムと対抗文化
第9章 ポスト・コロニアリズムの行方―バンコクとアムステルダム
第10章 北園克衛とポスト・コロニアリズム
著者等紹介
田口哲也[タグチテツヤ]
1954年生。大阪大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程中退(1981)。ウォーリック大学大学院イギリス比較文化研究科修士課程修了(1995)。現在、同志社大学文化情報学部、教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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