宮沢賢治と東北砕石工場の人々

宮沢賢治と東北砕石工場の人々

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772009386
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて無方の空にちらばらう」賢治の東北砕石工場技師時代の生きざまはそっくりそのまま彼の思想の実践であった。

目次

序章 ここは銀河の空間太陽、陸中国の東山
第1章 東北砕石工場主・鈴木東蔵の生涯
第2章 鈴木東蔵と宮沢賢治・その出会い
第3章 賢治「王冠印手帳」はこうして作られた
第4章 ここが「雨ニモマケズ」への道だった
終章 「まづもろともにかがやく宇宙の微塵となりて」

著者等紹介

伊藤良治[イトウリョウジ]
1929年北朝鮮に生まれる。敗戦により1946年引き揚げ。慶応義塾大学経済学部(通信教育)卒業。1990年中学校教員定年退職。現在、「石と賢治のミュージアム」館長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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金目

6
賢治さんが晩年勤めた東山の東北砕石工場と、当時の賢治さんについてのあれこれ。生涯で数多くの暴走をやらかす賢治さんだけど、最晩年は石灰技師として岩手県内外で土壌改良剤のセールスを行い、あげくぶっ倒れて雨ニモマケズその他を書いたということ。農民救済、農村振興の志も高かったのが十分伝わってきた。伝わってきたけど、商売というものを相当なめてたんだろうなぁというのもひしひしと感じた2018/01/09

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